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syo「はい...はい、わかってます。...あー、えっと、じゃあ明日か明後日ですね、はい。あー、ちょっと本人に聞いてみます...はい、」
ベットに座って耳に携帯を当てて話すシャオちゃんを突っ立って見つめる
今、シャオちゃんは警察に連絡してくれているらしい
時間が時間だし...と言っていたが一回かけてくれた
syo「A」
不意に名前を呼ばれて意識をハッキリさせると
明日か明後日、どっちがいいかと聞かれた
できるだけ、早い方が...
『明日...?』
syo「ん、明日な、...すみません、あの、明日でお願いしたいんですけど...はい、あ、明日の午後ですね?はい、...はい、」
はい、はい、と色々な事を相槌を打ちながら聴いているシャオちゃんの事を
ぼーっと見つめているとシャオちゃんがおいでおいでって手招きをしてくれた
だから、シャオちゃんの所に行くと、抱っこされて
シャオちゃんの足の間に座らせられてぎゅうって後ろから抱きしめられた
なんだか少し、擽ったくて心地いい感じがした
syo「明日の午後やって」
耳元でシャオちゃんがそう言う
なんだか、シャオちゃんの声が少しだけ硬い気がして
なんとなくシャオちゃんも緊張してるんだってことがわかった
...そうだよね、緊張くらいするよね、
だって、私のお母さんは、シャオちゃんから見たら彼女の親であり
自分を殺そうと襲いかかってきた人だもんね
ごめんね、私のせいで
syo「...なんか今またマイナスなこと考えとったやろ?」
『え、そんなことないよ、!』
syo「ほんま、嘘つけへんええ子やな」
私が嘘が下手なのをシャオちゃんは知ってるからすぐ見抜かれちゃう
気づかれたくなかったのに、なんて思ってたらシャオちゃんが私の頭を撫でた
syo「俺もな、ほんまは怖いで?Aのお母さんと会うの。」
困ったような声色でそう言うシャオちゃんの声を聞いて
やっぱり、なんて思う
それだったら無理にいいよって言ってくれなくてもよかったのに、
なんて思っているとシャオちゃんがまた口を開いた
syo「でもな」
シャオちゃんの真剣そうな声が聞こえる
syo「俺は、ちゃんとAのお母さんと話がしたい。ちゃんと付き合いの許可をもらってAが、高校卒業したら、...その...」
最後の方は声が小さくなっていって
シャオちゃんが緊張してるのが伝わってきた
syo「...結婚、したい、って、」
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喘息ですッ☆(プロフ) - 莉亜さん» コメントありがとうございます!ただいまです!待っててくれてありがとうございます! (2022年9月11日 11時) (レス) @page34 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - コメント失礼します、おかえりなさい!!!!!待ってました!!! (2022年9月10日 2時) (レス) @page34 id: a2a5824b52 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですッ☆(プロフ) - 年中無休金欠さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!休んで元気になってから帰ってきますね!ありがとうございます! (2022年7月31日 22時) (レス) @page32 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
年中無休金欠(プロフ) - コメント失礼します。いつもドキドキしながら読ませて貰ってます。素敵な作品を生んでくださってありがとうございます。主様の通達把握致しました。ごゆっくりお休みください。いつまでも待っています。 (2022年7月31日 22時) (レス) @page33 id: 7cda2fa346 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですッ☆(プロフ) - ユキさん» パパ活から始まる恋愛は前代未聞ですもんね笑 応援ありがとうございます! (2022年7月31日 21時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
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