【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

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「ありがとうございました！」


お洒落な小包を両手で包みながら歩く

ゴールデンサファイアのブレスレット買っちゃった

パパ活とバイトしててよかったな、って値段した、


『シャオちゃんとお揃い...ふふっ、』


自分で買ったお揃いのプレゼントは

見るだけで口角が上がっちゃう、

シャオちゃん、喜んでくれるかな、


『シャオちゃ...』


シャオちゃんに声をかけようとしたら

私の前を誰かが走って行って、

シャオちゃんに話しかけに行った

可愛い、女の人

私なんかとは段違いな女の人

もしかして、友達かな

邪魔しないほうがいいかな

なんて、そんな事を考えて見なかったことにしようと後ろを振り向いた


『え、あ、』

??「どうしたんだ？」

『グルッペンさん、』


振り向いた私は、何か...

いや、ここまできたら何かというまでもない、

グルッペンさんにぶつかった

...この人、よくショッピングモールにいるね

カフェか何かでパソコンを使ってお仕事してるのかな

今もパソコン持ってるっぽいし、


gr「シャオロンは一緒に居ないのか？」

『...一緒じゃないです、』


さっきみた女の人を思い出して、

咄嗟に嘘を吐く

ごめんなさい、グルッペンさん


gr「なら、一緒にどうだ？話くらいなら聞けるゾ」

『...』


チラっとシャオちゃんの方を見ると、

少し楽しそうに女の人と話してて、

ダメなんて思いながら私グルッペンさんに頷いた

私が頷いたのをみたグルッペンさんは控えめに私の手を取って歩き始めた


gr「喧嘩したのか？」

『そういうわけじゃないです、』

gr「そうか、」


グルッペンさんに連れて入られたのはお洒落なカフェ

店員さんに一言二言くらい告げたグルッペンさんは少し奥の、

それこそ普通の人が入れないような、お洒落な席に座った


gr「座っていいんだゾ？」

『あ、えっと、失礼します、』


グルッペンさんに言われて、

向かいの席へと腰をかける

ブレスレットは机の隅の方に置いた


「ご注文をお伺いいたします」

gr「カフェオレと...何がいいんだ？」

『あ、かふぇも...』


カフェモカ、そう言おうと口を開いたけど、

今は少しでもシャオちゃんの事から気を反らせたくて


『...ブラックがいいです、』

gr「じゃあ、カフェオレ１つとブラック１つ。あと...チーズケーキを２つ。」

「かしこまりました。」


律儀にお礼をして下がって行った店員さんをみていると

グルッペンさんが口を開いた

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