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グイグイと私の手を引っ張って歩いてくシャオちゃんに戸惑う
掴まれてる手首が痛い、
強くつかみすぎだよ、シャオちゃん、
『シャオちゃん、手、痛いよ、』
syo「...」
『シャオちゃん?』
聞こえてないのか、無視をしているのか、
どっちかはわからないけど、返事をしてくれないシャオちゃん
怒ってる、?
でも、なにに?
『ね、シャオちゃん、これ、どこに行ってるの、?』
syo「...」
黙って、ただただ、ひたすらにまっすぐ歩いてくシャオちゃんが怖い
ねぇ、何か言ってよ、シャオちゃん
嫌だよ、私、
『シャオちゃんっ、!』
私が少し乱雑に声をあげるとピタッとシャオちゃんの足が止まる
ふと、シャオちゃんの顔を見ると、泣きそうな顔をしてた、
『しゃ、シャオちゃん、?どうしたの、?どっか痛い、?』
syo「ちがっ...」
私が慌てながらシャオちゃんから溢れ出てきた涙を拭ってあげるともっと涙が出てくる
syo「おもくてごめんっ...」
『...っえ、?』
ポロっとシャオちゃんの口から溢れ出てきた言葉にびっくりする
重くてごめん...?
syo「しっとしてごめんっ...」
『え、えっ、?』
syo「ごめんっ...」
ぽろぽろと溢れるシャオちゃんの涙がシャオちゃんを見上げてる私の顔に落ちて
私の頬を伝って下に落ちる、
『シャオちゃん、?私、なんも怒ってないよ、?』
syo「おもいの、いややろっ...?しっとするしっ...」
『重いの、嫌じゃないよ、嫉妬されるの、嫌じゃないよ...?』
syo「でもっ...」
『でも、じゃないの...私はシャオちゃんが私の全部を認めてくれてるみたいに、シャオちゃんの全部を受け止めたいの、シャオちゃんが嫌な、自分も、私が好きでいてあげるよ、』
ちょっと背伸びをして、ようやっと届いたシャオちゃんの頭を撫でる
私を認めてくれたシャオちゃんを、私が嫌うわけないじゃん、
syo「...さっき、て、いたいっていうとったんに...とまらへんような、やつやで、?おれ、」
『あれはあれでしょ...それより、私、何かシャオちゃんにしちゃった?』
syo「なんで、?」
『怒ってるみたいだったからさ、』
syo「...だって、ぺしんたちと、楽しそうにはなすんやもん、」
私の肩口に顔を埋めて、鼻声でそんな事を言うシャオちゃんにキュンとする、
なんだ、シャオちゃん、嫉妬してただけだったんだね
『ごめんね、』
syo「...許す、」
どんなシャオちゃんでも、私は好きだよ、
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喘息ですッ☆(プロフ) - 莉亜さん» コメントありがとうございます!ただいまです!待っててくれてありがとうございます! (2022年9月11日 11時) (レス) @page34 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - コメント失礼します、おかえりなさい!!!!!待ってました!!! (2022年9月10日 2時) (レス) @page34 id: a2a5824b52 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですッ☆(プロフ) - 年中無休金欠さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!休んで元気になってから帰ってきますね!ありがとうございます! (2022年7月31日 22時) (レス) @page32 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
年中無休金欠(プロフ) - コメント失礼します。いつもドキドキしながら読ませて貰ってます。素敵な作品を生んでくださってありがとうございます。主様の通達把握致しました。ごゆっくりお休みください。いつまでも待っています。 (2022年7月31日 22時) (レス) @page33 id: 7cda2fa346 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですッ☆(プロフ) - ユキさん» パパ活から始まる恋愛は前代未聞ですもんね笑 応援ありがとうございます! (2022年7月31日 21時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
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