【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

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zm「シャオロン遅いなぁ」

『ですね、』


20分待ってるけど帰ってこない、

もしかして、何かあったのかな、？

そういえば、私、携帯持ったまんまじゃん

連絡、してみよ、


(プルルルルッ、プルルルルッ)

『あ、シャオちゃん？』

syo「Aっ、この人、お母さん、！？」

『...え？』


急にビデオ通話にされて、画面に移されたのはお母さん、

...お母さん包丁持ってる、！？


『しゃおちゃ、まさか、』

syo「...さっきから、おいかけられとる、」


頭が真っ白になる

どうしよう、シャオちゃんが、危ない、


『ぞ、ゾムさん、！』

zm「んー？」

『シャオちゃんが、！！！おかあさんにっ、！』

syp「どうしたんっすかそんな慌てて...」


焦りすぎて説明ができなくて、

携帯をゾムさん達に突き出す、

わかって、お願い、


zm「これ、Aのお母さんなん！？」

syp「なんで追いかけられてるんっすか」

em「え、？え、？」

『たぶん、朝の、電話で、』

zm「電話...それでシャオロンの声がわかったから...」


ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、

私の、せいで、


em「ここ、高校の近く...シャオロンさん！そのまま家には帰らないでください！」

syo「っ...はぁっ、わかっ、と、」


高校の近く...

行かなきゃ、

行かなきゃ、


syp「Aさんっ！？」


気がつけば私は靴も履かずに外に飛び出していた

携帯は置いてきてしまった

今思えば警察に連絡した方が早かった、

でも、シャオちゃんの体が、命が危ない、

そんな状況で落ち着いて、警察に話をするなんて、無理な話、

高校はここから近い、

足が縺れても走って、転びかけても走って、

走って、走って、走って、

お母さんが見えた。


『お母さん！！！！』


必死に叫ぶ

シャオちゃん、路地裏に入り込んだんだ、

それで、でも、あそこ、行き止まりじゃない、？


『おかぁさんっ！！！！』


二度目の叫び

今度は耳に入ったみたいでピタリと止まる。

ゆっくり、ゆっくり、こっちを見たお母さんは泣いてた

___泣きたいのはこっちだよ。


『お母さん、もうやめて、これ以上、私の幸せを、壊さないで、』

「何を言ってるの！貴女が幸せだったら私は不幸せでもいいの！？親よ！？私は貴女の！！！！」


知らないよ、そんなの、


『うるさいっ！！！もうやめてっ！！！！お父さんも殺してシャオちゃんも殺すの！？なんでお前はっ！！！私の幸せの邪魔しかしないのっ！！！！』

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