【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

やさしい 愛 ページ1

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『ん...？』


いつも聞こえるインコの声が聞こえなくて、心配で目を開ける

目の前には私に抱きついて気持ちよさそうに寝てるシャオ、

...あ、そっか、昨日、シャオの家に泊まったんだ

...シャオは、ちゃんと覚えてるのかな、昨日の告白、


『あれ、今...8時...もう、いっか、』


学校は、後で連絡入れよう、

遅刻するくらいなら休んだ方が気が楽だし


『シャオ、シャオ、』

syo「...ぅ、？」

『朝だよ、』

syo「ん...いったっ...」


体を起こしたかと思うと顔を顰めるシャオ

...もしかして、二日酔い？


『大丈夫？水、注いでこよっか、？』

syo「一緒行く...」

『でも...辛くないの、？』

syo「大丈夫、！」

『なら、いいけど、』


ベットから降りたシャオはフラフラとした足取りでやっぱり心配になる

...泣いてる私をシャオは助けてくれたんだから

こう言うちょっとした時にでも、恩返しするべきだよね

それに、もう、好きだって思いを隠さなくていい、関係なんだから

ただ単純に好きって言う気持ちで行動を起こしても、いいよね

...シャオが覚えてたら、の話だけど、

なんて思いながら私もベットから降りてシャオの手を握る

シャオは一瞬、びっくりしてたけど、微笑んで握り返してくれた


syo「なんでそんな介護してくれるん、？」

『...好きだから、って言ったら、シャオは私の事、笑う？』


昨日のこと覚えてくれてなかったら、

シャオは、私の事、笑うんだろうなぁ


syo「...笑うとおもっとる？」

『...昨日のこと、覚えててくれたんだ、』

syo「そらそうやろ！約束したし、！」

『そうだね、私と約束したね、』

syo「俺が、忘れとると思っとったん？」

『そんなわけじゃないけど...不安だったから、』


我儘過ぎるけど、

思っていたことをそのまま口にした

そしたら、シャオに抱きしめられた


syo「不安にさせてごめんな、寂しくならへんやった、？」


嗚呼、過保護だなぁ、

シャオの目を見ると、不安そうに揺らいでた

心配性すぎるよ


『大丈夫、シャオのこと、信じてたから、寂しくなかったよ』

syo「よかった...あ、あのさ、」

『はい、？』

syo「...シャオでも、ええけど、よかったら、シャオちゃんって呼んでくれへん、？なんか...そっちの方がしっくり、くる...あかん、かな、？」

『え、シャオちゃんって呼んでいいの、？』


本当に仲良い人しか呼んじゃいけないのかと思ってた...

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