【d!】この世界は好感度を下げ過ぎても上げ過ぎてもダメらしい。

▽ ページ18

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??「...きて...きてや...ぉ...きて、」


ん？誰か部屋にいる？？？


『ん...ん、？』

zm「あ！おはよ！」


▷ゾム 好感度 85 嫉妬 55


『ん...おはよう、』


なんだ、ゾムか...

ん？？？ゾム？？？


『ゾム？どうやって部屋に入ったの？？？鍵は？？』

zm「窓から入ったで？」

『...ゾム、ここ2階だよ？』

zm「ん？おん、知ってんで？」


2階だから流石に窓は大丈夫だろとか思ってる昨日の私に言いたい

お願いだから窓の鍵閉めて！！！！

部屋の鍵も窓の鍵も閉めて寝て！！！！


『...今、何時？』

zm「今？7時30分！」

『...こんな時間から何するの？』

zm「ゲーム！」

『えぇ...もう少し寝せて...』

zm「うぅ...Aは、嘘吐きなん...？昨日、してくれるって言うた...！」


クッソ！！！

そんな涙目でそんなこと言われたら断れないだろ！？


『わかった、ゲームしよっか...私の部屋テレビないし...リビング行こ？』

zm「ん！」


よかった...

ゾムはあれかな？

好感度より嫉妬の感情の方が優先なのかな？


『あれ、クラレ先生、リビングに出てきて何書いてるんですか？』

kr「これ？昨日の反省書だよ...」

『反省書？』

zm「あー、なんか大先生へのドッキリで壁が焼けたとか言うてたな...それの？」

kr「それだよ...思ってた以上に威力が強くてね...」

『だから言ったじゃないですか...試作品は遠慮するって...私てっきりどこかで試してから家でやるのかと思ってたんですけど...』

kr「いち早く仕掛けたくて...」

『クラレ先生、次からそんなことしないでくださいよ？...クラレ先生の身も危ないですから、』


▷ドクタークラレ 好感度アップ +10

▷ゾム 嫉妬アップ +30


あ...

両方やばいのが上がったな？？？

いや、！でも、！待て、！

クラレ先生はまだ好感度 70！！

セーフゾーンにいる！

でも...ゾムの嫉妬が...


zm「...A、ゲーム、！」

『うん、！...あ、クラレ先生、また白衣はアイロンしてから先生にあげますね、！』

kr「助かるよ」

zm「ゲーム！」

『わかった、わかったよ、ゾム...準備しよ？ね？』


私、準備の仕方わからないんですけど

でも、ゾムがしてくれてるから...

大丈夫...かな？


rb「行ってきまーす」

『あ、行ってらっしゃい』

zm「気をつけるんやでー」


ロボロが仕事行ったけど...


『あれ、ゾム仕事は？』

zm「俺は家でできる仕事しとる！」


あー...ゾムから逃げられねぇ...

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