アーヤ、マネージャーになる 探偵チームKZ事件ノート

みんなまで？ ページ8

「ねぇ、翼達は？会いたいんだけど」
龍斗「あいつらに負けたな。俺も、おまえも」
若武「負けてねぇし。アーヤは、仲間思いなんだ、わかった？先輩」

何に負けたんだろ？
というか、言い争い多くない？
そう言うの多いチームなのかな。
まぁ、仲良さそうだけど。

若武「おいアーヤ、いたぞ。あそこ」

と言って若武が指差したところには、翼、忍、上杉君、黒木君がいた。

上杉「あ、立花」
忍「どこ行って来たんだ？」

「えっとね、部室とか、洗濯する場所とか、そう言うの見て来たんだ」
忍「俺も全然知らね」
翼「と言うかアーヤ、なんか元気ない？」

さすが翼だね…。
やっぱり、隠せないや。

「うん。小塚君がいないの、かなしいなって…。遠くからみんなみてて思ったんだよね…」

そう。小塚君の事。
サッカーKZに入っていないから当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

黒木「アーヤならそう言うと思った。小塚、来れる日は応援来てくれるって言ってたよ」
「本当？うれしい！」

やった！
じゃあ、みんなと話せる機会もっと増えるなぁ…

龍斗「でも彩」
「ん？何？」
龍斗「彩、こいつら以外の事もちゃんとみてよ？」

あぁ、その事ね。

「もっちろん！サッカーKZのマネージャーだもん。龍斗の事も、他のみんなの事も支えるよ」
龍斗「ありがとな、彩」

やっぱ、感謝されるっていいよね。

翼「ねぇアーヤ？どうして先輩の事、名前で、しかも呼び捨てなの？」
黒木「俺も教えて欲しいな」

と、翼と黒木君が黒笑で話しかけてくる。
こわっ

「ねぇ、さっきから何でみんなそこ気になるの？」
若武「だって俺ら、先輩よりずっと長いのにさ、苗字だぜ？なのに、初対面の先輩が名前呼びって…」
翼「いやぁ、ただそんな仲良くなったんだなぁと思って」
黒木「これからどうするか考えないといけないからね」

まぁ、若武と翼はわからなくない。
でも黒木君…、どう言う意味？
こわくてきけないけど…。

私も仲間！→←若武？

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