アーヤ、マネージャーになる 探偵チームKZ事件ノート

スマホ ページ15

「あ、あの、しんどい人は、ちゃんと言ってくださいよ」

とけかけた上杉君が、

上杉「なんでだ？」

ってきいてきた。そりゃ…

「みんな、顔が赤いよ？熱かもしれないし。だから、しんどかったら早めに言って」
「「「「「…あ、あぁ」」」」」

KZメンバー「やっぱり鈍いんだな」
KZメンバー「ん、そうみたいだな」

また？
ちがうのに…。
みんなも言ってたし。

………………………
………………
………

監督「じゃ、これで今日は終了。七鬼とマネージャーは初めてだったから疲れたろ。夏休みまであと少し。ちゃんと体休ませろよ。じゃあ、解散！」

ふうっ終わった…。

翼「アーヤ、一緒に帰ろ」
若武「俺も！てか、俺と2人で帰ろうぜ」
上杉「何言ってんだよバカ武」
若武「なにおっ！バカ杉」

戦闘モードね…。
もぅ！今日は疲れてるんだから。

「もういいじゃん！みんなで帰ろう」
黒木「そうだね」
忍「俺も賛成」
翼「そこのバカ2人組、置いてくよ？」

って言ったら、

若上「「上杉/若武、じゃーな」」

ってぴったり揃ったの！
すごい！！

「ﾌﾌｯもういいじゃん、2人とも行こ」

そうやって色々話しながら帰って、もう家の門に手を伸ばした時。

「あっ、思い出した！！」
若上「「なんだ？」」

また揃ったね。
やっぱり仲良いなぁ。

「あのね、前スマホ買ってもらったんだ。交換しよ！」

そう。前に、「お母さんがマネージャーになるなら連絡とるでしょ？これ使いなさい」ってもらったんだよね！

若武「しゃ、しようぜ！」
上杉「おぉ」
翼「しよっか」
黒木「ん、貸してみて」

って言われたから貸した。
戻って来た時には、みんなのがあった！
うれしいな。

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