vendetta 【俺足】

会議 ページ8

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胸の動悸が収まらないまま、
不思議そうな目で俺を見る皆に
今あった出来事を全て話した。



あいつからの電話のこと。

地獄を見せる、ということ。

事件のこと。









北「なんだよそれ…」



玉「多分、あいつは本気だよ。
なんかわかんないけどさ…
さっきの目を見てそう思った」



ニ「じゃあ…俺等、どうすんの？
逃げる？」



千「逃げても無駄だろ…」



宮「なにする気だろうね…。
なんか、怖いよ」



藤「忘れたのか。相手はあいつ
一人だけだ。
俺等が負けるわけないって」



横「そんなこと言ってられるのも
今の内かもしれないぞ」



藤「え…？」



横「相手があいつ一人だとしても
拳銃を持ってるんだ。
いつ死んでもおかしくない状況に
立たされちまったんだよ、俺たち」









渉の言葉に、全員が口を閉じた。




神様…居るならば、答えて欲しい。




これは、俺等に与えられた罰ですか？




今までの行いの、罰なんですか？

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