vendetta 【俺足】

電話 ページ7

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玉「あれって、ほんとに…Aなのかな」



北「別人…だったな」



横「ああ」



ニ「なんかもう…怯えてなかったよね、俺たちに」



千「む、寧ろ かかって来い的な感じだったよね」



宮「俺たちのせいだよ…Aが人を殺したのも、変わっちゃったのも」



藤「…別にいんじゃね？あいつが
俺等に挑発してきても俺等は逃げない。あのこと、忘れたのかよ」









俺がそう言うと、みんなの目つきが変わった。



あいつに俺等が負けるわけないだろ。


7対1だぞ。



しかも、女。



負けるわけねえよ。









北「うし、切り替えて飯でも食うか！」



藤「…だな」




ニ「てかさー、なんも盗まれてなかったわけ？」



宮「うん。貴重品とか確認したけど…ただ荒らされてただけだったよ」



千「いみふめーな空き巣だな！」



ニ「な！」









《プルルルー♪》





藤「非通知設定…誰だろ」




藤「もしもし…」



あ「どうもこんばんわ、Aです」



藤「お前っ、」



あ「私が何故死んだふりをして、貴女たちの前に現れたのかお教え致します」



藤「……」



あ「vendetta」



藤「…は？」



あ「復讐ですよ。地獄を見せてもらったので、そのお返しに、私なりの地獄を見せてあげます」



藤「地獄？」



あ「ひとつだけ教えます。
もう、事件は始まっていますよ」



藤「えっ、ちょっと待てよ！おい！待てっt《ツー、ツー、ツー…》









なんであいつが俺の番号知ってんだよ…。



それに、なんだよ 地獄って。



事件はもう始まってるって。




なんだよ。

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