vendetta 【俺足】

再会 ページ5

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fujigaya.side




俺が家に帰ると、家の周りには
パトカーやら大量の警官やらが
家を囲んでいてよくテレビで見る
黄色いテープが張り巡らされていた。





近くにいた警官にここの住人だと
説明すると、中に入れてくれた。





家の中に入ると、散らかり放題で
何が起きたのか一瞬で察知した。









玉「おー、ガヤ。おかえりー」



藤「ただいま…」



北「空き巣だって。
宮田が通報してくれた」



宮「俺が帰ってきた時には
もう犯人はいなかったんだけどね…」



千「宮田にしては大活躍じゃん！」





《ぴんぽーん》





みんなで明るく話していた時に
突然鳴ったインターホン。


変に胸が強く波打った。



なんだろう、この胸騒ぎは。





ドアの前に立っていたのは
婦人警官だった。









婦「この家に女性は住んでいますか」



北「いや…俺等7人だけです」



婦「そうですか」



刑事「あ、この方は無線で警察に
繋いでくれた派出所の咲原さんです。
今回の事件担当します、立花です」



7人「お願いします…」



刑事「では、失礼します」









刑事さんが他の警官のところに
行った途端、帽子をクイっと上げ、
顔を露わにした婦人警官。



その顔を認識した俺たちは、
言葉を失った。









玉「お前…死んだんじゃなかったのかよ」

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