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you.side








あ「……ごめ…なさっ、」



北「うるせえんだよ」



あ「っ、」



ニ「いたそーwww」



千「わー、ガヤったらSぅー!!!w」



藤「自業自得だろ…コイツの場合」



玉「こっち見てんじゃねえよブス」



横「はいはい。夜飯できた」



宮「……君が悪いんだよ、」









私は、冷たいフローリングの上で
転がっている。



身体の彼方此方が痛い。




視界が狭くなって、冷や汗も
止まらなくて息がしづらくて
また貧血の感覚が身体全身を
襲ってきた。



は、早く立たなきゃ。





早く立って、この部屋から
出てかなきゃ




また、









千「早く出てけよ」



ニ「ご飯が不味くなるー!w」



北「お前のことなんて
見たくもねえんだよ」









ほら、言われた。




暴言、暴力を振るわれる毎日。



こんな生活は2年前から続いてる。




慣れてはないけど、なんで彼等は
飽きないんだろうか。



どんなに私を殴ったって蹴ったって、
報酬があるわけでもない。




私を視界に入れたくないくせに
彼等から向かってくる。


意味不明とは、このことだ。






朦朧としてる意識を奮い立たせ、
リビングから出た。



重い扉を開いて、自分の部屋へと
足を進める。




2階の一番奥の部屋が、私の部屋だ。



唯一の、安らげる場所。









あ「ふぅ…」









ベッドに腰掛け、服を脱ぐ。


全身鏡の前に立って
自分の身体を眺める。




ははは。




笑いさえこみ上げてくる。



そんな、酷い身体。




頬には斜めに細く切り傷がある。



あーぁ、こりゃ残っちゃうだろうな。




腕には無数の擦り傷、切り傷、痣。



そして、根性焼きの痕。




足にも痣などの無数の傷。



目を背けたくなるような、
汚い身体だった。






でも、時には暴力じゃなくて




暴力的に抱かれることもある。




性処理までもが私の役目なのが、
悲しく虚しかった。



顔が整っているんだから、
可愛らしい子を抱けば良いのに。

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ゆーたニャン(プロフ) - まだ読み途中ですが面白いです! (2013年9月6日 23時) (レス) id: 4c3535826d (このIDを非表示/違反報告)
もんじ(プロフ) - ポチッなんちゃってww (2013年8月31日 22時) (レス) id: b2fdf63647 (このIDを非表示/違反報告)
姫いちご(プロフ) - 太ちゃん死なないで…(泣)あ、決してリクエストではないです!作者さんファイトですー (2013年8月30日 22時) (レス) id: 32f3a50f9c (このIDを非表示/違反報告)
青りんご - すごくかっこいいです!やってることは犯罪だけど、この物語で一番主人公がかっこいいです。更新頑張ってください。(プレッシャーになったらごめんなさい) (2013年8月30日 11時) (レス) id: 6c84673e29 (このIDを非表示/違反報告)
櫟豫九 - もしかしてたいぴー死ぬ!? (2013年8月29日 15時) (レス) id: 532173d8b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆた | 作成日時:2013年8月3日 22時

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