159.王宮最上階 〜続き〜 ページ21
ドフラミンゴ「お前は、あそこにいなかったんじゃなかったのか！」
「あはは！あれは嘘だよ。本当はね、ローと一緒にいたの」
トレーボル「ハァハァ、ライム。お前口調が…」
「あぁ。この姿だと変だよね」
そう言って変化を解く。
ドフラミンゴ「お前…女だったのか！？」
「そんな事はどうでもいいの…ねぇ、ドフラミンゴ。私ね…ずっとずっと憎んでたの。13年前にロシが死んでたからずっと…」
ドフラミンゴ「………」
「本音を言うとローには来て欲しくなかったし、パンクハザードでもそう言ったんだけどね…それでも来ちゃったから私が守るしかないよね」
ドフラミンゴ「長年一緒にいたファミリーよりもローがそんなに大事か！！」
ドフラミンゴは怒鳴ってそう言う。
「ファミリーなんて思ってないよ。ロシがいたからいただけで。それにローの事が大事かって？」
ロシを殺した奴らを大事にする？
寝言は寝てから言ってよ。
私は、大きく息を吸ってから
「ローの事は、ロシと同じぐらい大好きで…愛してる。昔も今も…変わらない！！」
ドフラミンゴを真っ直ぐ見てそう言う。
ドフラミンゴ「ファミリーは違うというのか！」
「当たり前じゃない！」
ドフラミンゴ「それに…俺に勝てると思ってるのか」
「簡単には行かないことぐらい分かってるよ？だからこの時を待ってたの。幹部がバラけるのを」
私はニヤリと笑ってから
「このどうしようもない胸の奥にあるドス黒い部分…溜めすぎたの、私」
ドフラミンゴ「は？何言ってんだァ」
「九尾」
トレーボル/ドフラミンゴ「「！？」」
九尾『……何だ』
「少しの間、身体明け渡すわ…だからお願い。ドンキホーテファミリーを全滅させて」
九尾『……犠牲者が出ても知らんぞ』
「構わないよ…ローさえ無事なら」
九尾はニヤリと笑うと。
九尾『ふははっ！そこまでしてあの男を守りたいのか』
私は封印を緩める。
九尾『どうなっても知らんからな』
「………」
意識が奥に吸い込まれていく。
長いこと一緒にいたから分かる。
…きっと貴方は、ローには手を出さないよ。
手を出してたらあの時既にロー達は死んでたはずだから…。
160.九尾 〜ローside〜→←158.王宮最上階 〜貴方side〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ(プロフ) - 次の更新は、いつですか？更新待ってます😆 (9月3日 22時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 明日も更新するんですか？出来ば多く更新して欲しいです。更新頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています。待ってます。 (9月2日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 今日の夜に更新します。大変お待たせしてしまい、申し訳ございません。 (9月2日 8時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新はいつですか？更新待ってます。 (8月31日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - いつ、トラファルガーローと夢主ちゃんは恋人同士になりますか？早めに恋人同士になって欲しいです。続き頑張って下さい。楽しみにしています😊 (8月28日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シルビー | 作成日時：2023年8月19日 22時
