男だと思っていたあいつは、実は女だった件について3【ワンピース】

番外編6 危うい関係 〜続き〜 ページ23

番外編6の続きになります！


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仕事の休憩時間


ベンチに座って本を読んでいるAに


若い女性「あ、あの…」


若い女性が話しかける。


A「…？」


首を傾げるAに


若い女性「これ読んでください！」


手紙を差し出す。


Aは目を見開くも


A「ごめん。これは受け取れない」


手紙を受け取らず断る。


泣いて逃げる若い女性。


A(女性から貰ってもね…)


申し訳なさそうな目で見送るAの後ろから


ロー「……今の何？」


不機嫌そうに言いながらAの肩に顔を埋めるロー。


A「ローも休憩時間か。丁度さっき恋文を断った所だ」


それを聞き、ローはほっと息を吐くとAの隣に座る。


長いベンチに隙間なく座る二人を見て


住人「あの2人って…」


住人「いや…でも男同士だぞ？」


ヒソヒソと住人達は話している。


視線を気にしていない2人。


ローが何かを言い、Aが笑う。


住人「まぁ…美男同士なら許せるわね」


住人「男同士だろうが、何だろうがあいつらはいい奴だし、町の人の態度は変わらねェしな！」


誰1人冷たい目で見ることなく、暖かい目で2人を見ている。








((…というか、私本当は女だし、B○にはならないんだけどね))


(俺は、もしかしてそっち系だったりするのか…？)


(……そう言えば、この前ローが手紙渡されてる光景を見た時、ズキっと胸が痛くなったのは何でだろう？)


(いや、気になったり興味があったりムカついたり…そんな気持ちになるのはAだけだからそっち系ではない…はず)

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