34.白クマと少年二人組 〜貴方side〜 ページ34
ヴォルフは、週に1度、町に出かけ、発明品や野菜を売って、そのお金で生活に必要なものを買い込んでくる。
私達は一緒に行くことはない。
まだ、ローが人に対して恐怖心があるから。
時が経てばそれも治るだろう。
ヴォルフが家を空けている間、部屋にあった本を読むのに疲れた私達は気分転換に散歩へ出かける。
ローは、不安なのか手を繋いでくる。
温もりがあると安心するんだろう。
森の入り口に差し掛かった所で、でっかい白クマと二人の子供を見かける。
?「やめろよ!やめてくれよー!」
白クマが喋っている
ロー「なんだ、ありゃ」
二人組は抵抗しないクマに後ろから何度もケリを入れている。
?「へへっ、こいつクマなのに弱っちーんでやんの!」
キャスケット帽子を被った茶髪の少年と
?「おらっ!おとなしく森に帰れよ!」
"PENGUIN"と書かれた帽子を被っている少年
ロー「ちっ」
「くだらね」
その光景が不快で、私達はお互い悪態をつく。
それに気づいた二人組がこっちを見る。
?「なんだよオメーら!見てんじゃねェよ!文句でもあんのかコラァ!」
?「男同士手を繋いでるとか…恥ずかしなァ!」
ロー「別に俺達はテメーらにもそのクマにも興味ないから、勝手にやってくれ」
「俺達が手を繋いでいようが、お前らには関係ねぇだろ」
?「スカしてんじゃねェぞ、コラァ!その偉そうな態度が気に入らねェ…そうだな、金目のものを全部置いていったら見逃してやるよ!」
と言ってるのを無視してると
?「「スカしてんじゃねェぞ、コラァ!」」
少年2人がナイフやバットを手にこっちへ駆け寄ってくる。
「はぁ…」
ロー「やれやれだ」
私は素手でナイフを持ってる方に近づく
ロー「"ROOM"」
ローは小声でドームを作る。
更に足元に落ちていた石を上空へ高く投げ
ロー「シャンブルズ」
石と少年の位置を帰る
?「!?」
その光景に驚いている少年に
「よそ見はよくないなぁ」
笑顔でそういい、手刀で気絶させる。
ロー「ふん」
「あぁ…めんどかった」
そう言って私達は家の方へ歩き出そうとしたが、背後から白クマに服を掴まれる。
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シルビー(プロフ) - 後から正式に入ります!更新頑張りますので宜しくお願いします。 (8月10日 16時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 夢主ちゃんはハートの海賊団に正式に入りますか?トラファルガーローオチ頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧待ってます。 (8月10日 14時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 1回主人公だけ離れますが、また会えるような流れになってます。 (8月10日 13時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - トラファルガーローと夢主ちゃんは離れて欲しくないです。ずっとトラファルガーローで傍で居て欲しいです。お願い出来ますか🥺 (8月10日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 分かりました。ローオチで頑張ります! (8月6日 23時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シルビー | 作成日時:2023年8月3日 22時