有名役者は氷の呼吸を使うらしい。【鬼滅の刃】参

98話 機能回復訓練 ページ11

.......

食事を頂いた後
すぐに、機能回復訓練が始まった。









きよ｢.......Aさん、大丈夫ですか？｣









桃色のかわいい女の子が、私に確認をする。


その問いかけに、
説明を受けたので大丈夫、と言いたいところだが
本当にこれが訓練になるのか.....？
と、疑問に思ってしまう自分がいる。








A｢.....うん。大体わかった。

.....でも、本当にかけるの？これ...。｣





あおい｢手加減は無用です。

全力でお願いします。｣







あおいはそう言うが、
これをぶっかけるなんてそんな畜生な....


目の前にズラッと並べられた湯のみを
まじまじと見つめた。

どれも濃いめのお茶....

....ちがう、薬味か？これは。

薬っぽい匂いが結構する。

.....もし、私が勝ったら、かけるのか？
こんなキツいお茶を...？？









なほ｢では、いきますよ！｣









....っ！





.....









A＆あおい｢お願いします！！｣









すみ｢では.......



【はじめ！！！】









ダン【ﾊﾞｼｬｯｯ!!】









.....









.....









あおい｢.....Aさん、








....









私にかけないとダメです。｣









A｢....いや、ごめん

さすがに人にかけるのは....｣









ダメだと思う。



私は勝った....が、

私は湯呑みをあおいから奪った直後、
あおいにぶっかけるのではなく、
身を乗り出し、
あおいの背後にむかってお茶をかけたのだ。

そのおかげで、
あおいの背後の床はびちょびちょ。

もちろん、あおいには一滴もかかっていない。




....






その後も、カナヲという女の子とか、
他の蝶屋敷の人とかともやったが
全て私が圧勝し

1時間もしないうちに

もう、相手席の背後は
大きな水溜まりのようになっていた。









あおい｢....Aさん、

私達ではAさんの本当の機能の回復は、
することが出来ないみたいです。

...力不足ですみません。｣






A｢え！？いやいや！

今、人間じゃないし、
勝てたら逆におかしいよ。

私のためにわざわざ
訓練してくれてありがとう。｣








....



悔しさと、情けなさで顔を歪める
あおいちゃんは、辛い事が過去にあったのだろう。
顔とともに、気配が暗い。

なにか言葉を..




と思った、その時だった。









...







...








...








｢.......あら、

Aさん、お強いのですね。





私と勝負してみませんか？｣

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