嫉妬(前編)(黒バイさんリク)ー国木田独歩by月詞 ページ35
※夢主と国木田さんは付き合っています
※展開が早すぎて訳がわからない注意報発令中
＜夢主side>
今朝は普通だった筈の国木田くんの機嫌が悪い。
…何でだろうね？
可愛い後輩の敦くんや谷崎くんも怯えてるし、此処は私が訊いてみるか。
『ねぇねぇどっぽっぽ〜』
「…待て、其れは俺の事か？」
『他に誰が居るのさ』
後ろで社員全員が各々笑っている。
太宰さんは堂々と。敦くんや谷崎くんは堪えようとしつつも笑ってしまっている。
『何で機嫌悪いの？』
単刀直入に訊く。
「…お前は依頼人との距離が近すぎるんだ。同性なら兎も角、異性にまであんなに近づく奴があるか！大体お前は何時も何時も(以下略)」
『えと…つまり、妬いたの？』
「な！そんな訳が無いだろう！」
「あっれぇ？国木田くんの耳が赤いなぁ？如何してだろうねぇ…？」
「貴様は黙っていろ唐変木！話がややこしくなるだろう！」
ここぞとばかりに太宰さんが国木田くんを弄くり回しているのを十分に堪能していると、国木田くんが此方に歩いて来た。
『なぁにー？』
我ながら凄い棒読みの発言は気にせず、国木田くんは私の耳元である言葉を囁いた。
途端におとなしくなる私。
皆ー特に太宰さんーが知りたがっているのは気づいているけど、こんなの皆の前で云えないから！
仕事終わり。
最後迄残って諸々の点検をする国木田くん。
と、其れに付き合う私。
まぁ見てるだけだけど←
『相っ変わらず真面目だねぇ…ま、そんなとこも好きなんだけど』
あ、照れた。
「A…昼間云った事、忘れては無いだろうな？」
其の言葉を引き金に脳裏によぎる昼間の囁き。
“夜は手加減しないからな。覚えとけよ？”
『うん、ちゃんと覚えてる…って一寸！？』
「何だ」
『何だじゃない！何で此処で…！』
「悪いがお前が煽る所為で帰る迄理性が保ちそうに無い…此処で良いな？」
国木田くんらしくない！何時もの常識と冷静さを取り戻して…
『待って待って！家帰ってからは好きにして良いから！』
「云ったな？其れなら待ってやる…覚悟は出来てるんだろうな？」
嫉妬(後編)(黒バイさんリク)ー国木田独歩by月詞→←私にも構って（中編2）―中島敦（ねぎとろ。様リクエスト） by五月雨花火
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五月雨花火(プロフ) - 沙月さん» 月詞ちゃんの表現力の高さですよねー！森さん…ですから！ (2019年2月21日 1時) (
レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - え？森さんが？は？13の女の子に？え？は？いや、幼女趣味こええやばない？今季最大の焦りなう (2019年2月20日 0時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 黒バイさん» 有難うございます。続編でも頑張ります。 (2018年11月23日 13時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
月詞(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます！！！続編もよろしくお願いいたしますm(._.)m (2018年11月23日 12時) (レス) id: 6bb35b4455 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編おめでとう御座います。 (2018年11月23日 7時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨花火×月詞 x他1人 | 作成日時：2018年8月16日 20時
