嫉妬(後編)(りんさんリク)ー森鴎外by月詞 ページ24
<夢主side>
中也とのお出掛けは楽しかった。誕生日だからって云って色々買って呉れたし。
…だけど。一番欲しい人からのお祝いはまだ貰えていない。
私、森さんの彼女だよね?なのになんで…!?
思わず視界が○んだ其の時。
「誕生日おめでとう、A。遅くなってすまなかったね」
其処に居たのは。
『森、さん…?』
今一番会いたかった人。
「君が中也君と居る所を見かけた時は心臓が止まるかと思ったよ」
『そんな大袈裟な…』
「大袈裟なんかじゃない。君を誰かに盗られるかもしれないと思ったら気が気じゃなかった」
『……寂しかったんですからね?』
「今朝の事も何時も君に甘えてばかりな事もすまないと思っているよ」
『…じゃあ許します』
そう云われて仕舞えば私がそう云うのは判っているだろうに。狡い人だ。
「其れは良かった…却説、次は私の番だ」
『へ?』
身体がくるりと回転し、押し倒されたと気が付いた。
「幾ら寂しかったとはいえ、他の男と
『其れは!』
続きは云わせないとでも云いたげに性急に接吻される。
舌を入れられそうになるが、抵抗する。まだ云いたい事も弁明もあるんだから…!
すると、森さんの纏う雰囲気が変わった。
「抵抗するのかい?」
『…ッ!だって…』
「其れじゃあ云い方を変えよう。抵抗は許さない…今夜は寝かせないよ?」
途端に大人しくなる私を見て笑いを溢し、森さんは云った。
「矢張りA君にはMっ気があるようだね。こんな風に云われて喜ぶなんて」
『よ、喜んでなんて…!』
私の反論を無視して森さんは接吻を再開する。
「悪い子にはお仕置きしないと、ね?」
30分後。
森さんの指が私の中で生き物の様に蠢いている。イ キそうになる度に動きを止められる。
もう何分此の状態が続いているのだろうか。
快 楽が強すぎて、泣きながら懇願する。
『ね!もう、お願い、だからぁ!』
「何かね?はっきり云わないと判らないよ?」
『……イ かせて…ください…ッ!』
「本当に君は淫 乱だ…良いよ。イ かせてあげよう」
森さんの指に追い立てられ、身体を痙攣させて果てる。
「夜はまだまだ此れからだよ?A君。却説、あと何回イ けるかな?」
────────────────────── りんさん、2回目のリクエストありがとうございますm(__)mこんな感じで大丈夫ですか?書き直しも受け付けますので、気軽にお願いしますね♪
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五月雨花火(プロフ) - 沙月さん» 月詞ちゃんの表現力の高さですよねー!森さん…ですから! (2019年2月21日 1時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - え?森さんが?は?13の女の子に?え?は?いや、幼女趣味こええやばない?今季最大の焦りなう (2019年2月20日 0時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 黒バイさん» 有難うございます。続編でも頑張ります。 (2018年11月23日 13時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
月詞(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます!!!続編もよろしくお願いいたしますm(._.)m (2018年11月23日 12時) (レス) id: 6bb35b4455 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編おめでとう御座います。 (2018年11月23日 7時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨花火×月詞 x他1人 | 作成日時:2018年8月16日 20時