嫉妬(前編)(りんさんリク)ー森鴎外by月詞 ページ22
※この話の夢主は13歳以上ですが森さんと恋愛関係にあります…キャラ崩壊と感じられる方もいらっしゃると思いますのでご注意ください!
<夢主side>
今日は私の誕生日。という訳で恋人である森さんと過ごしたくて、朝一で森さんの部屋に向かった。
『森さーん!』
そう云いながら扉を開くと…何時も通りとも云える光景が広がっていた。
「エリスちゃーん!此のドレス着てみてよ」
「いや!リンタロウキモい」
「そんなぁ…おやA君じゃあないか」
『えと…おはようございます』
「うん、おはよう。見ての通り私は今忙しいんだ。特に急ぎの用件が無いなら外して貰えるかな?」
え…?今日、私、誕生日なんですけど…?
森さんがエリスちゃん第一なのは何時もの事だけど。其れでも。せめて今日位は…そう思う事すら我が儘なのかな?
『…そうですか。失礼しました』
泣きそうになるのを堪え、走り去る。
…どうしよ。何処に行こうかな?
仕事をする気にもなれなくて。
自室でぼうっとしていたら誰かが入って来た。
「A今日誕生日だったろ?ほらよ。大したもんじゃねェが」
『中也…?…ッありがと』
「おう、って手前泣いてんのか?何があった?」
『あのね…!』
泣きながら話した。
森さんが何時もエリスちゃんばかりで全く構って呉れ無い事。
‘おめでとう’の一言位は欲しかったのに其れさえも呉れなかった事。
此方を見る事も無く出ていく様に云われた事…
『付き合ってると思ってるのは私だけなのかもしれない、って思って…!』
「…そんなこたァ無いと思うがなァ?」
森さんが私を本当は如何思ってるのか確かめたい…!
『……ねぇ、中也。私悔しい。森さんを見返してやるというか私の気持ちを判らせたい。だから
「待て。手前は良いかもしれねェが俺が貧乏籖引くだけじゃねェか!」
『お願い!秘蔵のコレッツィオーネ チンクアンタあげるから!』
「…首領に怒られたら手前がとりなせよ?」
『勿論!』
矢っ張り中也は優しいね♪
そんな事を考え浮かれていた自分を思い切り殴りたいと思う…
─────────────────────── 続きます!最近あんまり更新できてなくてすみません!
嫉妬(中編)(りんさんリク)ー森鴎外by月詞→←誕生日(後編)ー国木田独歩by月詞
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五月雨花火(プロフ) - 沙月さん» 月詞ちゃんの表現力の高さですよねー!森さん…ですから! (2019年2月21日 1時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - え?森さんが?は?13の女の子に?え?は?いや、幼女趣味こええやばない?今季最大の焦りなう (2019年2月20日 0時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 黒バイさん» 有難うございます。続編でも頑張ります。 (2018年11月23日 13時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
月詞(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます!!!続編もよろしくお願いいたしますm(._.)m (2018年11月23日 12時) (レス) id: 6bb35b4455 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編おめでとう御座います。 (2018年11月23日 7時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨花火×月詞 x他1人 | 作成日時:2018年8月16日 20時