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誕生日(後編)ー国木田独歩by月詞 ページ21

『実はね…後もう1つ贈答品があるんだ』
「何だ?」
『吃驚させたいから目を瞑って!』
「判った判った。全くお前は何時迄も餓鬼みたい事を…」

本当に喜んで貰えるか一番心配な計画。でも与謝野医師は絶対喜ぶって云ってたし…

覚悟を決めて背伸びをし…接吻をした。

勿論触れるだけの接吻だし、直ぐに離れた。だけど国木田くんは大きく目を見開いていた。顔真っ赤じゃん。

『もー!目瞑っててって云ったじゃん』
「つまり…もう1つの誕生日贈答品はA、という事で良いのか?」

話聞いてないな?でもまぁ一寸違うけど大体当たりかな?

『まぁ…そうなるね』
「其れなら遠慮は要らなそうだな…もう1つだけ欲しい物があるんだがくれるか?」

『私があげられる物ならね』

「ならば今から明日の朝迄のAの時間を貰おう」
『へ?時間?』
「こういう事だ」

そう云って国木田くんは眼鏡を外し…私をソファーに押し倒した。国木田くんの唇が近づいてくる。慌てて目を閉じると其の儘重ねられた。

暫く様子を見て、そっと舌が入れられる。

ぎこちなく互いの舌を探し合い、遠慮がちに絡められる。

彼の性格を表すように不器用で、だけど優しい接吻。

決して巧くは無い。

其れが一寸だけ嬉しかったりもする。

だって私以外とあんまりこういう事をしてないから、って事じゃん?

まぁそう思ってるのがバレたら怒られそうだけど。

国木田くんとの接吻は凄く心地良い。相性の問題なのか、はたまた気持ちの問題なのか…

此の時間が永遠になれば良いのになぁ。

「相変わらず接吻だけで気持ち良さそうだな」
『そう云う国木田くんもね』
「そんな軽口を叩ける位ならまだ余裕がありそうだな」

げ。墓穴掘った。

「もしかしたら明日は立てなくなるかもしれないが…良いな?」

────────────────────── まだリクエストが残ってるのに(-ω-;)私絵が描けないのでどうにかしてキャラの誕生日をお祝いしたかったんです!!!(言い訳)

次もリクエストじゃなくなるかもです。書きたい題材が見つかってしまいまして…激甘にするので許してくだs(゜o゜(☆○=(-_- )゙

すみませんm(__)m

嫉妬(前編)(りんさんリク)ー森鴎外by月詞→←誕生日(中編)ー国木田独歩by月詞



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五月雨花火(プロフ) - 沙月さん» 月詞ちゃんの表現力の高さですよねー!森さん…ですから! (2019年2月21日 1時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - え?森さんが?は?13の女の子に?え?は?いや、幼女趣味こええやばない?今季最大の焦りなう (2019年2月20日 0時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 黒バイさん» 有難うございます。続編でも頑張ります。 (2018年11月23日 13時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
月詞(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます!!!続編もよろしくお願いいたしますm(._.)m (2018年11月23日 12時) (レス) id: 6bb35b4455 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編おめでとう御座います。 (2018年11月23日 7時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨花火×月詞 x他1人 | 作成日時:2018年8月16日 20時

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