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まぁ、それも仕方の無いことなのかもしれない。
彼のために時間を作ってあげなかった私が悪い。
さっさと別れて、彼には自由になってもらおう。
そう思っていたのに…。
「やだ!別れたくない!」
「なんで?浮気してたんでしょ?」
「違う!女の方が寄ってきて……仕方なかっただけ。俺が好きなのはAだけだよ」
…なんて言葉も、もう私には信じられない。
私のことが好きなら、もう少し私を信じて欲しいし、私に対して寛大であってほしい。
「でも、私京平のために時間作ってあげられないから」
「それでもいいから!」
…と、全く別れる気の無い様子。
何度言っても無駄で、結局別れ話も私が根負けしてなかった事に。
だけど、ことある事に彼には怒られ、その分どんどん束縛も激しくなる。
それなのに、彼の浮気は全く無くならなかった。
そんな毎日が続きは、私はあっという間に3年生になってしまった。
生徒会長は、先生のゴリ押しで引き続き務めることとなり、副会長や書記などが変わって、新しい生徒会がスタートすることになった。
その時、私は出会ってしまったんだ。
京平以上に私の事を振り回す、マイペースな子犬のような人に。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2018年3月17日 20時