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それもいつの間にか慣れてしまい、勉強と生徒会活動を上手く両立できるように…なってしまった。
そのせいか、先生たちの期待度はどんどん上がり、仕事もどんどん増えていった。
そのせいで、上手くいかないことが1つ。
「なぁ、今日も無理なの?」
「…うん、ごめん」
「最近忙しすぎ。たまにはこっちのことも優先してくれよ」
「…ごめん」
「はぁ……もういいわ」
彼と、全く上手くいかない。
私の彼氏、守田京平(モリタキョウヘイ)。
1年の時から好きだったと言われ、最初は断ったのだか、何度も何度も告白されて、私が根負けして今に至る。
彼のことは、決して嫌いじゃない。
だけど、彼のことを最優先してまで他のことを犠牲にできるほど、私は恋愛体質ではない。
そのせいか、いつも彼を後回しにしてしまう。
最初の方は、そんな私のことも快く受け入れてくれて、時間が合う時に、一緒に帰ったりデートをしたりするだけでも、何も文句は言われなかった。
だけど、段々と我慢が出来なくなったのか、こんな風に怒られらたりすることが多くなった。
生徒会長になってからは、今まで以上に時間が作れなくなり、彼の機嫌は常に最悪。
そのせいか、なんだか最近束縛が激しくなってきた気がする。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2018年3月17日 20時