永遠の誓い innb ＿ リクエスト ページ3
nb side
僕は恋人に対して嫉妬深い人間だ。
乾が誰かと話していたり、少しでも距離が近かったりすると、僕は心の奥がチクリと痛む。
だから今だって＿＿
「乾、ちょっとコレわかる？」
「どれですか？･･･あー、多分頑張れば」
伊沢さんと乾の距離が近いのにも、嫉妬する。
仕事でグラフとか資料が分かりにくい時に、他人に聞くのは当たり前だ。二人で一つのパソコンを見る訳だから、必然的に距離は縮まる。
でも僕はこんな当たり前の事でさえ、乾がやっていると思うと、ヤダなと感じる。
「どうにか、ならないかなぁ･･･」
最近はそんな自分にも嫌気がさして、乾にも申し訳ない気持ちになる。
僕なんかと付き合っていて、重いとは思わないのか。一緒にいてキツイとは思わないのか･･･。思考がどんどんネガティブな方向へと進んでいく。
一旦リフレッシュしようと、オフィスを抜けて外に出る。近くのコンビニでカフェオレを買って、人気の無い場所でズズッと勢いよくストローから吸った。
僕は少し悩んでから、自分のスマホを取り出し『嫉妬 しない方法』と検索した。正直、意味があるのかはわからない。
「･･･はぁ、阿呆らし」
だが僕は、すぐにスマホの電源を切った。
大きな溜息を吐いたその時、突如背後から＿＿
「何してるの、ノブっ！」
「えっ、い、乾っ？！」
僕の恋人、乾が現れた。僕の肩に載っかる様に顔を近づけてくる。思わず驚きの声を出してしまった。
「な、なんで･･･」
「だってノブ、急に何処か行っちゃうんだもん。探したんだよ〜」
頬を膨らませながら乾は、プリプリと怒る様子で言う。
「なんで急に出て行ったの？俺、ノブと話したかったのに･･･」
「うっ゛･･･」
キュルンとした大きな目で、乾は僕を見下ろす。
僕は躊躇いつつ、隠しても無駄だろうな、と悟って乾へ自分の悩みを全て打ち明けた。
乾は首を傾げながら話を聞いていたが、聴き終わった後、ヘラヘラとした笑顔を見せた。
「なんだよ、ノブ〜。真剣な顔してるから何事、って思ってたのに、そんな事かぁ」
「そ、そんな事って！僕結構真面目に悩んでるんだからね？！」
段々、自分の頬に熱が帯びる。乾は僕の紅くなったであろう顔を見て、ニヨニヨと口角をあげた。
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くらうでぃー(プロフ) - すみれさん» わかりました、kwmr×izwですね！リクエストありがとうございます！少々時間がかかると思いますが、ご期待に沿えるよう頑張ります(^^) (2022年2月10日 6時) (
レス) id: 0160d806d8 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - いつも読ませてもらってます！とてもいい作品ばかりで楽しんでます。リクエストいいですかね？kwmr×izwが見たいです。シチュはお任せします。忙しくなければよろしくお願いします！ (2022年2月8日 0時) (レス) id: 0fa4be0760 (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» 喜んで頂けたみたいで良かったです！えっ、れいにぃ〜。さん文章が凄く丁寧なので、点数も良いと勝手に思ってました･･･。大丈夫です、私も英語は20点ぐらいなんで（笑） (2021年10月16日 21時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
れいにぃ〜。 - 好きです(唐突)河村さんのクーデレとかはっきり書かれていない部分も楽しめて、やっぱりくらうでぃーさんの文章だなぁ………と謎の感傷に浸りました(笑)あ、大丈夫ですよ！私もテストは赤点すれすれなので☆ (2021年10月16日 20時) (レス) id: 655069ec5f (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» 流石にymmtさん右以外の物も書かないとなぁ･･･と思いまして（笑）あ、リクエスト有難うございます！因みにテストは酷い結果でしたよ、作者は馬鹿なんです☆ (2021年10月15日 21時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらうでぃー | 作成日時：2021年10月9日 21時
