このカップル怖い･･･ sgi×ymmt（リクエスト） ページ28
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俺が早朝、オフィスへ出社した時の事。
下駄箱で靴を脱ぎ、いつも通り扉を開けると、その瞬間伊沢が俺の所へ飛び込んできた。
「福良さんっ、福良さん！須貝さんがぁ･･･」
「えっ、何？須貝さんが？」
その日は珍しく、伊沢は遅刻せずに来ていたらしい。
しかし、伊沢は慌てているのか、怯えているのか分からない様な青ざめた表情で、俺の服の裾にしがみついて来る。
俺は困惑が隠せず、取り敢えず状況を確認しようと、オフィス内を覗いた。
特に違和感など無い。須貝さんもいつも通り明るいし、俺を見たら「福良君、おはよう！」と声を掛けてくれた。
「何にそんな怖がってるの？」
「多分、山本を見てたらわかる･･･」
「山本？」
言われたように、山本を見てみる。ふと山本と目があった。
山本は俺へ、キラキラの笑顔で「おはようございます！福良さん！」と元気良い声をオフィスに響かせた。
「おはよう」と挨拶を返すと、山本が此方へトテトテと近づいてきた。
その瞬間、伊沢が「ヒェッ」と呻いた。
「今日の動画でも宜しくお願いします！」
「うん、宜しく」
フワリと優しく微笑む山本に、本能的に可愛いなぁと感じつつ、俺はそう言った。
すると突如、誰かからの圧力を感じた。バッと勢い良く顔を上げてみると、其処には目に光のない状態で此方を睨んでいる須貝さんがいた。
思わず「えっ」と声を漏らしてしまう。
「あれ、あれですよ･･･」
伊沢がボソボソと消え入りそうな声量で呟いてくる。
「山本が誰かに近づく度に、須貝さんが鬼みたいに睨んでくるんですよ･･･。しかも山本から離れると山本が悲しそうな顔するし。でもかと言って近づくと須貝さんが睨んでくるし！」
「どうにかしてください！」と伊沢が泣きついてくる。
成る程、そう言えば須貝さんと山本は恋人関係にあった筈だ。
つまり、嫉妬から来る牽制か？よくある事だろう。
だがどうにかして、と言われても俺だって、あの須貝さんに近付ける自信はない。
「えっ無理」
「でも皆怯えてるんですよ、山本は無自覚だし！離れろ、なんて言えないですよ！」
気づけば山本と須貝さんは何処かへ行っていて、伊沢の必死な声だけが耳に入ってくる。
いや、社員の事は社長がなんとかしてよ。そう思ったが、言うのはなんだか気が引けた。
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ＭＡＮＥＮＥ - 山本さんは分かっててやってる部分がありそう (2022年8月19日 13時) (
レス) @page29 id: 548b469c74 (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» 了解、書くね！そうなんだよね、長編は更新してようかなとは思ってるんだけど･･･短編はもう更新しないかな。れいにぃ〜。こそ、コロナ気をつけて！ (2022年1月28日 6時) (レス) id: 0160d806d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいにぃ〜。 - くらう、久しぶり！4月からは会えなくなっちゃうのかな？寂しいけど、4月からの生活も頑張ってね！リクエストで、izymでお花を愛でてるymmtさんにきゅんとするizwさんを書いて欲しいんだけど、大丈夫かな？最近コロナ増えてるから気をつけてね！(`д´;) (2022年1月27日 20時) (レス) @page43 id: 655069ec5f (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - 皆様、あけましておめでとうございます！今年も皆さまにとって、幸せな一年であります様に･･･。今年もよろしくお願いします！ (2022年1月1日 8時) (レス) id: 0160d806d8 (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» いえいえ、最近暇だから大丈夫（？）雪って心落ち着くよね〜。れいにぃ〜。こそ、勉強大変なんでしょう？お互い頑張ろうね！またのリクエスト、お待ちしていますっ(๑╹ω╹๑ ) (2021年12月8日 19時) (レス) id: 0160d806d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらうでぃー | 作成日時：2021年9月6日 19時
