【第十五話】帰還 ページ17
私を抱えたセノがすごいありえない速さでガンダルヴァー村まで運んでくれた。
そんなセノについて行くコレイも凄いのだけれど。
『私、重くないの？』と聞いたら「大丈夫だ、空気のように軽い。食う気もないから安心しろ」と、サラリとダジャレを言われてしまった。
相変わらず寒いです。
オヤジギャグをすぐ言う人って脳の前頭前野という部分が死んでいる、みたいなことを聞いたことがあるのだが、セノはどうなのだろうか。
ティナリ「おかえり、遅かったね…って、A？！」
セノ「Aがかくかくしかじかで、怪我をした。ティナリ、手当を頼む」
コレイ「遅くなってごめん、師匠。蓮はいっぱい取ってきたぞ」
ティナリ「ありがとう、コレイもお疲れ様。今日はもう休んでいいよ」
テキパキと手際よく、手当てをしてくれるティナリ。
それを見ながら、セノがさっきの出来事をティナリに話してくれた。
ティナリ「＿水元素の神の目か...。そういえば、Aって戦闘とは無関係だったよね？何で急に神の目が...」
『わかんないけど、私の目の前にいきなり剣が落ちてきたの。その時たまたま私のポケットに入ってきたのかな...？』
あの出来事は未だ事の詳細は不明である。
何故急に剣が降ってきたのか。
何故急に戦えたのか。
疑問は山ほどあったのだけれど、誰がどう考察してもそれはあくまで憶測で。
真実は何なのかは分からなかった。
とりあえず、無茶だけはするな、とティナリとセノに念を押された。
【第十六話】研究のお誘い→←【第十四話】覚醒、ここに君臨す。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かしわぎ(プロフ) - ドーナツさん» 良かったです！最後まで見てくれてありがとうございます(˶'ᵕ'˶ )︎ (4月7日 21時) (
レス) id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 最終話おめでとうございます！中々無い終わり方でめちゃ良かったです！ (4月7日 12時) (レス) @page43 id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
かしわぎ(プロフ) - ドーナツさん» はわわ、ありがとうございます〜！モチベ爆上がりです！！！ (3月24日 19時) (レス) @page28 id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - すごく面白いです！放浪者好きすぎるので嬉しさ爆発です！！これからも書くの頑張ってください！！応援めちゃしてます！！ (3月22日 13時) (レス) id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
かしわぎ(プロフ) - 夜月 サキさん» ありがとうございます.ᐟ.ᐟ放浪者...良いですよね分かります♪ (2月26日 18時) (レス) id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かしわぎ | 作成日時：2024年2月12日 23時
