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第2章〜氷城〈アイスキャッスル〉 ページ13

Nosaid
氷城にてー
ゼ「人は愚かな生き物だ
他人を簡単に信じ、裏切られていく
自分の利益の為なら、どんな犠牲があってもやめない」

一人の少年ーゼロはそう言う
彼は牢屋の壁を見て、また言う

ゼ「なら、お前はどうだ?」























ーポートマフィア五大幹部、中原中也ー

中原中也はキッとゼロを睨む
彼は牢屋の壁に鎖に繋がれている
顔や体には殴られたり、蹴られた跡があった

中「何が…目的…だ…!?」

弱々しい声でゼロに問う

ゼ「言っただろ?“復讐”だとな
この計画にはお前が必要だからな」

そう言い、中原中也を蹴った

中「ガッハ」

ゼ「まぁ、もう少し時間が必要だな
まだ完全に弱ってないからな」

ゼロは牢屋から出ていこうとした

中「ま…て…
立…原は…どう…し…た…?」

ゼロは歩くのをやめた

ゼ「あの男か…
隣の牢屋に入ってる
計画には必要ないが、使えるからな
お前と同じようになってるぞ」

その時、牢屋の扉が開き誰かが投げられて入ってきた

中「!!立…原…」

腕を鎖で拘束され、中原中也と同じようにボロボロの立原がいた

リ「あ〜あ、ぜんっぜん楽しくないよ〜」

立「ちゅ…やさ…ん…」

ゼ「やり過ぎだ、リトル
まぁいいか」

ゼロとリトルはそのまま牢屋から出ていき、

ゼ「精々、最期の人生を楽しめ」

と言って出ていった

中也said
ゼロと呼ばれていた男が牢屋から出ていった

中「立原…大丈…夫か…?」

立「はい…なん…とか…」

足は拘束されてないらしい
立原は壁に寄りかかりながら座った

中「アイツらの…目的は…一体…?」

?「“復讐”だって言ってるでしょ?」

女の声が聞こえた
扉を見ると、探偵社の女がいた

中「手前は…探偵社の…
何で…いるんだ…?」

立「!!A!!」

立原が急に言った
知ってるのか?

貴『何でいるか…か
分からないの?









だって、私が貴方達を捕まえたから』

中「!!」

貴『それにこの姿も疲れたから』

そう言うと、辺り一面が吹雪になった
吹雪が収まると、Aがいた所には別の奴がいた
光が宿ってない青い目
毛先が白くあとは水色の髪
白い雪の結晶が模様の水色の着物

貴『改めて、私はA
この異変の主犯の一人』

中「探偵社…に…いた…のは…、スパイ…か?」

貴『まぁそんな感じかな』

立「A…だ…よな?」

立原がそう言う
立原の様子を見てみるとAと知り合いみたいだな

貴『………って………』

中.立「?」

→→→→→

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設定タグ:文スト , 少し妖怪要素あり , 立原道造   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:山吹桜 | 作成日時:2018年5月6日 21時

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