９８マドル ページ19
ラギ「大好きッスよ、A」
呼吸が止まった気がした。いや、時間が止まっているのかもしれない。
私は今、息が出来ているだろうか。それともここが天国なのか？
ラギーが、私に大好きって。
意識すればするほど、顔に血液が集まって、真っ赤になっているのがわかる。
今触れば火傷するほど熱いと思う。
そして目の前に差し出されたのは、小さな箱に入った＿指輪。
どこか見覚えがあると思えば、それは以前お揃いで買ったブレスレットについていたものと、
同じ宝石がついていた。
「ね、ぇ…ラギー」
やっとの思いで声を絞り出す。
ラギ「ん？なんスか？」
そうすればラギーは優しく微笑む。
「これ、どうしたの」
ラギ「Aに告白するときあげようと思って。前に店寄った時から目は付けてたんス」
「ねぇ、らぎー」
ラギ「どーしたんスか」
「私で…いいの…？」
思わず聞いてしまう。
だって、だって、だって。
大好きな人が、そんな、私に好きって言ってくれるの？
私と同じ気持ちっていうことなの？
混乱する。
ラギ「なぁんでわかんないんスかね〜。この子は。オレは、Aがいいんスよ」
ラギ「Aが、世界で一番大好きだから。オレとずっと一緒にいよう」
「…〜っ！！うん…っ！うん……！！！」
涙がぶわぁっと溢れ出す。
ラギ「オレのオヒメサマはほーんと泣き虫さんッスね〜」
そして優しく、でも強く、抱き寄せられる。
暖かいラギーの体温に触れたと思えば、今度は顔をラギーの方へ向けさせられる。
その距離僅か、10�僉�
ラギ「ねぇ、A。返事、聞いていい？」
オレ、ハイエナなんでゆっくりとか待てないんスよ、なんてラギーが笑う。
思わず一緒につられて笑う。
「私はね、私もね＿＿＿＿」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラギ「え？マドルくれるって？」
ラギ「１００００マドル…これからも好きですって？…知ってるッスよ…もう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1460人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - ギャグセンス良い……読んでよかったと思わせられました！！完結おめでとうございます！ (2021年12月23日 1時) (
レス) @page27 id: fb6be3cd03 (このIDを非表示/違反報告)
ラビリンス - 面白かったです笑涙が出るほど笑いましたね笑指摘なんですが、、、あとがきの前の、「はい！私が噂のマドルATMです！」の、フロイドとジェイドの口調が反対だった気が、、、間違えてたらすみません（汗） (2020年11月29日 22時) (レス) id: 19aa9600d5 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - とっても楽しかったです！！！！！！！Wwwwwwwwwwwwww (2020年10月18日 9時) (レス) id: 0d10f806d5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - hyenaさん» 無事連行され牢に入れられています★（え）そしてマドルの代わりにGRが湧き出てきてます★（嘔吐） (2020年10月9日 23時) (レス) id: 18c37560a4 (このIDを非表示/違反報告)
hyena(プロフ) - ららさん» 吐けばいいってもんじゃない希ガス…((((あ、お気をつけていってらっしゃいませ(真顔) (2020年10月9日 21時) (レス) id: c7dc71aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hyena | 作成日時：2020年9月5日 21時
