6:30 p.m. ページ1
*yoohei side
「おい、ヒロ！どういうつもりだよ！」
テレアポのバイトを終え、
バンドメンバーと暮らす家に帰ると
さっそくヒロを問い詰めた。
ほんとはもっと早く確認したかったけど、
バイト先で話すわけにもいかなくて
問い質したいのをずっと我慢していた。
「あ、洋平！ちょっとどうなってんの？
俺、今日、おまえとAさんのこと
めちゃくちゃ聞かれたんだけど！」
ヒロを問い詰めるつもりで声を掛けたのに、
ヒロからも俺とAさんの噂について聞かれた。
「は？おまえじゃないの？」
「え？なにが？」
「俺がAさんを好きって話！
おまえらにしか話してないんだけど、
おまえどっかでポロッと言っちゃったでしょ？」
「え？俺が？
そんなのわざわざ誰かに言ったりしないよ！」
「じゃあ誰が言うんだよ！
まーくんはあんま喋んないから誰かにそういう話もしないだろ？！」
おまえしかいない！いや違う！って、
ヒロと不毛な言い争いをしていたら
まーくんがぼそっと呟いた。
「その話、俺は洋平が
Aさんを休憩室で口説いてたって聞いた」
「はあ？！・・・あっ、」
「あっ、てやっぱり洋平、自分なんじゃん！
俺じゃないでしょ！？」
「・・・う、ごめん。・・・ヒロじゃないみたい」
「「で、なんでこんなに噂されてんの？」」
ヒロの興味深そうな眼差しと、
まーくんの取り敢えず仕方ないから聞いてやるかって感じの眼差しが俺へと向けられた。
「あー、と、うん・・・。確かに休憩室でAさんに
“俺と付き合お？”って、言いました・・・」
「そんなところで言ったの？」
「洋平って、ほんっとに周りを見てないよね」
う・・・、ふたりの言葉が・・・、
特にまーくんの言葉が割りと辛辣・・・。
*
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叢雲(プロフ) - 吉野さん» 楽しみにしていただいてありがとうございます。お疲れな彼女を甘やかしてあげる洋平さんでしたー。雰囲気が最高と言っていただけて嬉しいです。続きもお楽しみいただければと思います(^-^) (2022年2月24日 0時) (
レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 更新楽しみに待っていましたε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ洋平さん と主人公さんの雰囲気がとっても最高です(≧∇≦)b続きが益々楽しみになりました( ´艸｀)身体に気をつけて毎日を楽しくお過ごし下さいませ(^_^)ゞ (2022年2月22日 22時) (レス) @page48 id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - あゆさん» こちらこそお読みいただいてありがとうございます。ドキドキしていただけるかは分かりませんが、続きもお楽しみいただければ幸いです！ (2022年2月8日 0時) (レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - 瑠々花さん» ご覧いただいてありがとうございます。なんだか不穏な空気が流れてましたね。続きもお楽しみいただければと思います(^-^) (2022年2月8日 0時) (レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - こんばんは。更新ありがとうございます。転の展開ですね〜！若さとか勢いとか、どう転がっていくのか…。ドキドキしながら、楽しみに待たせていただきます。 (2022年2月8日 0時) (レス) id: b6bdc3d8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叢雲
| 作成日時：2021年9月22日 23時
