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「んでその好きな人ってのは前の塾の先生だったわけね」
あの後諏訪くんに腕を引かれて近くのスタバにまで連れていかれた私は諏訪くんと対面して今全てを話していた
もう自分ではどうにもならないと気づいたから
私の心はすでに人に弱みを見せたくないなんてことは言っていられなかった
「前に話してた悪い人に騙されそうでーみたいなのもそいつ？ 」
「それは違う、その人はバイト先に来る仲のいい人」
「…話こじれてんな」
はぁ、と大きくため息をついて私へ問答…というよりかは尋問する諏訪くんはいつになく不機嫌なくせにさっきとは打って変わって目の奥は優しい色をしていた
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「ほぉ、なるほどやっと理解できた」
「それは良かった」
「まぁ割と答えは明確に出てるけどな」
そう言いながら手に頬を乗せて首を少し傾ける
「どういうこと？」
さっき泣いたせいで鼻水が止まらない私は鼻をグスンと啜った
「お前はさ、2つ勘違いしてる
言っとくけど先生へのお前の思いは執着だ
恋だの愛だのって話とは別物」
「そう…かな？ 」
「多分な」
諏訪くんの言っていることは理解できるけれど実際自分に当てはめてみるとそれが真実なのかはすぐにはわからなかった
執着
たしかに執着なのだろうか、そもそも執着の意味って正確にはなんなんだろう
そもそも私はずっと先生の背中ばかりを追いかけていたけれどそれはどういう意味で追いかけていたのか
考えれば考えるほど、息がつまるのだ
それは今まで自分自身が考えさすまいと封じ込めてきたことだった
ただ少しだけ、その言葉を聞いて安堵する私もいることにちょっと驚いた
「あと、お前は好きな人がいる」
そんな私へ追い討ちをかけるかのように諏訪くんはそう告げた
「矛盾してるよ諏訪くん、だって今執着だって…」
私がそう答えたとき、間髪入れずに諏訪くんはこう言った
「お前は、先生じゃないほうが好きだろ。自分でも薄々気づいてるんじゃない？ 」
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ossです、お久しぶりです。
気づけば年の暮れになっていて、中旬なんて言っていたのにすっかりすぎてしまいました、申し訳ございません。
やっとこさひと段落しましたので続きを更新させていただきました、なるべく平常更新を目指してまた更新いたしますので今後ともよろしくお願い致します。
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夜宵(プロフ) - 初めまして 更新の通知がきて飛んできてしまいました、、！ ずっと続きが気になっていて お気に入り登録しておいて良かったなぁの気持ちです 作者様のペースで更新して頂ければと思います 次回の更新、のんびりと待っています (2020年8月17日 22時) (
レス) id: af02700ee8 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 今日、この作品に出会いました。とてつもなく惹かれる作品で、一瞬で虜になりました。もし、どうにかなるのならば、ぜひ完結まで読みたいです！お時間があればで大丈夫なので、よろしくお願いします！！！ (2020年5月11日 16時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
むーん(プロフ) - 更新停止と書いてあったので少し心配だったんですが、完結させると作者様がおっしゃっていてとても安心しました。読み始めたのはつい最近ですが、すっかりこのお話の虜になってしまいました。お忙しいとは思いますがどうかお体に気をつけてください。応援してます！ (2018年10月7日 15時) (レス) id: b5d357e611 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - oss.2さん» 完結してくださると言っていただけただけでめちゃくちゃ嬉しいです(*´∀｀*)首を長くして長く待機しております！！ (2018年5月5日 18時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 更新お疲れ様です！待ってました〜〜( ；∀；) 大好きな作品です(*^^*) (2018年5月4日 20時) (レス) id: 21eed20a34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oss_2 | 作成日時：2017年10月28日 21時
