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「………………………」
駿佑「……ん?どないしたん?えっ、やっぱ俺が
お兄ちゃんなんてなぁ……(笑)」
「………んで?」
駿佑「え?」
「なんでっ!?何で道枝くんがここにいるのっ!?」
大声を出して言う私に
びっくりしてる皆。
母「ちょっ、A、ここお店っ!静かにして!」
「…ちょっとっ!」
そう言ってお母さんの腕を引っ張った。
「……なんで、教えてくれなかったのっ!?てか、なぜに道枝くんと
繋がれるのっ!?コソッ」
母「いやぁ〜、サプライズみたいにしたらA驚くだろうなぁ〜って
思って……?……テヘッ☆?」
何がテヘッ。だよ、
あんた、そんなこと言える歳じゃないでしょ?(笑)
「ほんっと、ありえないっ!!頭がついていかなくて、現実いまだに
理解できてないんですけどっ!コソッ」
駿佑「あ、あのぉ、」
「……ふえっ?」
ちょー可愛い声がして
ついつい間抜けな声を出しちゃった。
駿佑「ふえっ?って、ハハッ。急やったから、別に気にしなくてええんやで?
“お兄ちゃんって肩書き”を置いとくだけでもええし。な?」
………すっごい。やっぱり優しいな…。
「…はい。あっ、でもっ!!違うんですっ!変な話、私、道枝くんのファン……
でして……。ちょっと……いや、とてつもなく驚いてて……それで………」
駿佑「なんやっ!」
静まり返ったお店の中に
ちょっと低めの声が響き渡る。
駿佑「……俺のファンやったんやね、ニコッ。良かったぁ。嫌われてたんちゃうくて。」
ふわぁっとした笑顔で包み込むその声は
私の前に突然現れた
“天使”でした。
優『じゃあそれこそ、仲良くやっていってもらわなきゃだね。
うちの駿佑をよろしくね。Aちゃん。』
「い、いえ。こちらこそよろしくお願いしますっ!
……ていうか、道枝くんと兄妹になれる時点で十分なんだけど。ボソッ」
優『ん?何か言った?』
「あっ、別に何も……。」
危ない危ない(笑)
優『そうだ。もう家族になるんだから、敬語は無しね。
少しずつでいいからね。』
「は……じゃなくて、うんっ。」
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さら - こんなお兄ちゃんいたらキュン死にする (2018年8月30日 14時) (レス) id: e06b3a95a9 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 楽さん» ありがとうございますっ!!! (2017年11月21日 18時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
楽 - れんちゃむさん、またれんちゃむさんが書いてくださることを楽しみにしています。これからも頑張ってください! (2017年10月29日 22時) (レス) id: 3469f07259 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 楽さん» コメントありがとうございますっ!!ちょっと理由があって、しばらく更新しないまま、完結と形で示させて頂いてました。中途半端でごめんなさいっ。でも、まだ見ていて下さる方がいて嬉しかったです。 (2017年10月23日 23時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
楽 - こんなかっこええおにぃちゃんがいたら私毎日生きていけます。最高です。 (2017年10月23日 11時) (レス) id: 3469f07259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年4月9日 18時