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梓「Aっ!直球だけど、道枝ってあの道枝駿佑君の!?」



至って真剣な顔をして私に問い掛ける梓。



「あ、え……っと、………」


梓「そ……だよね…。最初の内はあんまりそういう家庭の話

  ………したく…ない、よね。」



そういって目線を下に向けて俯いた梓。
その先には制服のスカートをぎゅぅぅと強く握りしめる姿があった。



……違うっ……!そうじゃなくて………。



「……ち…がう、……。友達になってくれて嬉しかったから……。


 




 
 

 

 お兄ちゃんが目的で、………なんて事、あってほしくないからっ……!」




梓「………っ、…」



「ごめんね。嫌な気持ち…させちゃったよね。」


梓の表情を見ると私は身勝手だったのかも…。
って苦しくなってきて謝ることしかできなかった。



…でも、一番怖かったんだよね…。駿君目当てで仲良くして来る子とか……。




梓「Aはバカなの?私達がそんなののためにわざわざ
 友達になる訳無いでしょ?………あんた、可愛いんだからもうちょっと


 自信ってもんを持てば?」



「ホントに……?駿君がどうとか関係なく………?」



梓「だからそうだって言ってるじゃん。ただ私は気になっただけ。

  一応ファンだし。」



……やっぱり、皆いい人達だ…………。


ここまで暖かい心を持ってる人って居るんだね。


私、初めて知った……。



梓「そういえば、“駿君”って呼んでるんだぁ〜(笑)


  可愛い〜」


なんて私をからかう梓。


「だって、駿君がそう呼べって言うから……!


 梓もファンなら呼んでみればっ?」



梓「んーん。私の担当は、“風雅くん”だもん!」



「……ふう……が…君。」


どこかで聞いたことある名前なんだけど、
喉に突っ掛かってなかなか出て来ない。



梓「まいジャニメンバーだよっ?大西風雅。知らないっ、?」



……大西風雅…。あっ!!



「ドラえもん!!」



梓「……そうそう(笑)前は可愛さ全開で最近は成長しまくりだからねぇ〜。


 ……っていうか、A、本気で忘れてたの?」




……どういうこと……?


完全に忘れてたけど(笑)


 



 


 

 

 

 

 

 

 

 


 
梓「風雅君って………Aの隣の席の人だよ…………?」

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さら - こんなお兄ちゃんいたらキュン死にする (2018年8月30日 14時) (レス) id: e06b3a95a9 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 楽さん» ありがとうございますっ!!! (2017年11月21日 18時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
- れんちゃむさん、またれんちゃむさんが書いてくださることを楽しみにしています。これからも頑張ってください! (2017年10月29日 22時) (レス) id: 3469f07259 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 楽さん» コメントありがとうございますっ!!ちょっと理由があって、しばらく更新しないまま、完結と形で示させて頂いてました。中途半端でごめんなさいっ。でも、まだ見ていて下さる方がいて嬉しかったです。 (2017年10月23日 23時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
- こんなかっこええおにぃちゃんがいたら私毎日生きていけます。最高です。 (2017年10月23日 11時) (レス) id: 3469f07259 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年4月9日 18時

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