そのルンバ、異能力者である

え、頭おかしくね？なんて家電に言われたくない。 ページ5

そして彼はどうやら太宰と言うようだ。
スマホという電子機器を開いたときに見えただけ、だが。


彼は自分をどうする気だろう。
静かに見つめている(？)と予想外の行動に出た。


そう、川に飛び込んだのである←

自分は聖職者ではないから自 殺にどうこう言える立場ではないが、いざ目の前で死なれるのは嫌なものがある。


ルンバは小脇から抜け出し、
彼の腕を己から伸びるアームで引っ張り←河岸を探していた、


その時だった。

「だざいさーん！どこにいるんですか？」


少年の声が聞こえた。

だざい、というのは太宰。恐らく彼だろう。敬語使いなのは上司か何かなのだろうか、スピードを上げ彼のいる川岸へと向かった。


取り敢えずこの頭のおかしい輩をどうにかしたかった←


そう思い少年がいる川岸に上がり青年も引き上げた。何事も挨拶からというので


「こンにちハ」

少年「ｯｯｯ⁈」


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「顔ト名前を記録出来まス。お名前ハ？」
「しゃ、喋ったぁぁぁぁ⁈」

虎と家電と無効化と→←ルンバの意志とは、

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