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8.おしゃべり ページ9





「あ、長嶋さん。」

「こんにちは。」

「またバス待ち?」

「そうです。」


部活が終わってバスを待っていると
またカラ松先生に会った。

ちょっとタバコの匂いがしたからきっと吸ってきたのかな。ちらっと見るとカラ松先生はばっちりこっちを見ていた。



「なんですか。」

「長嶋さん彼氏いないのか?」

「え?...急に?デジャブ?」

「ん?そうなのか?まぁ、聞くけど。」



いきなり彼氏の話題か。

百合にも今日彼氏の話されて
妙になんかデジャブ感じる。



「みんなが一緒に帰ってくとことか
見てるから青春いいなぁって思うんだがな。」

「私とは住む世界違いますから。」

「告白されたことないのか?」

「無いですよ。」

「もったいなぁ、いい子なのに。」

「目の前で褒めないでください。」


腕を組むカラ松先生に一瞬ちょっと
何かよく分からない感情が芽生えかけた。

...褒めるとかちょっとキモいな。


「あ」

「?」


カラ松先生が声を漏らすように呟いた。

向いた方向を見ると
あの松野先生が階段を降りてきた。

カラ松先生はちょっと嬉しそうな顔をする。


付き合ってるんじゃないのかって一瞬よぎった。
いや、思い込みだけど。





「どうも。」

「おぉ、一松先生今から吸いいくのか?」

「息抜きに、もう行ったんですか。」

「おう!オレはしてきた!」

「あ、そ。」


カラ松先生と松野先生の
テンションの違いに少しびっくりする。

相変わらずだるそう。

ちょっと目にクマがかかってるように見える。



「あ、今日の。」

「えっ、」


私に気づいたのか「今日の子だ」と
言ったつもりなのかいきなり話しかけてくる。

ちょっとびっくりして上手く話せなかった。


「今日の?なんだ?」

「今日、睨んできました。」

「へ?!」


何をいうかと思えば
いきなりそんなことを言われる。

松野先生は少し笑い気味だった。

カラ松先生は、少しはてな な顔をしている。


「に、睨んだつもり無いですよ?」

「なんか文句ありげじゃん。」

「そんなふうに見えました?」

「うん、見えた。なんかふざけんな、
みたいな顔してた。」

「してないです!!」




案外松野先生、

話してみると結構喋る人だった。

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設定タグ:おそ松さん , 一松 , 教師   
作品ジャンル:アニメ
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永松 - すっごくいいです!夢主のなんとももどかしい感じと一松先生のツンデレ?感がすごく甘酸っぱくて可愛いです!(๑♡∀♡๑) (2022年11月16日 7時) (レス) @page11 id: a7a9653a86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ずんずんずっくり | 作成日時:2017年6月19日 1時

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