１１．何かが･･･ ページ11
＿＿＿＿＿鬱先生視点
･･････シャオちゃんが起きてる･･･
Aが書斎の事を聞いて
ゾムが案内を初めてすぐ俺は言葉を発す
ut「シャオちゃん起きてるやろ？」
天井に居た蝙蝠は地に降り人の姿へ変化する
sya「やっぱり気付かれてたか･･･」
ut「隙でもあったらAの血貰うつもりやったんか？」
sya「生憎不味そうな物を食う趣味は無い」
Aに聞かれて無くてよかったな･･･
ut「で？用事は？」
sya「眷属が大先生が人を拾ってるのを見たって聞いたから来ただけやで」
とヘラヘラ笑うシャオちゃん
それは真実ながら何かを隠してた
ut「･･･嘘やろ？いや嘘やけどほんとって所か？」
sya「釣れないなぁ 粗探しなんてさ･･･」
ut「はったりに乗ってるシャオちゃんは釣れる人な訳？」
sya「んな！？」
zm「しょうもない言い合いしてやんとシャオロンは早く要件言えよ」
後ろから来てたゾムにそう言われてシャオちゃんは本題を話す
sya「東の方で面白そうな事始まってる
新しい国が出来そうな雰囲気やな、あれは」
zm「え？それだけなん？」
ut「いつもの事やん」
sya「本当におもろいのはこっからやで二人とも」
シャオちゃんは一拍開け話す
sya「グルッペンがそれの指導をしてる」
ut・zm「は？」
グルちゃんは人狼だ
ただ満月で変るのと違い、いつでも変る事が出来る
力の関係で満月に変った方が良いらしいけど
sya「な？だから来たねん」
ut「なるほどなぁ･･･」
zm「それに俺らを誘いに来た訳や無いんやな？」
sya「それやったらグルッペンの方が来るやろ･･･
ただいつ呼ばれるか分からんから準備はしとけ
それじゃ帰れる時間になるまで俺は寝る」
そう言ったシャオちゃんは蝙蝠の姿でまた天井で寝始めた
まさか国作りとは･･･
まあ協力は呼ばれればするか･･･
ゾムは俺の思考を読んだように言う
zm「呼ばれる前から動いた方が面白そうやん」
ut「ゾム、それはちゃうぞ。
呼べへんって事はグルちゃんにも何か考えがあるんやろ」
zm「そんなもんなんかな？」
ut「呼ばれるのを待て、ほんまに」
zm「･･･分かったわ･･･」
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作者名：夕闇の睡眠魔 | 作成日時：2019年11月5日 15時
