二十話。 ページ21
Aside
カノ「おはよう、Aちゃん。沢山寝てたね」
美味しそうな匂いがした。
修哉の所に行ってみるとベーコンと玉子焼き
ウインナーとサラダ、フレンチトーストが
食卓に並べられている。
カノ「ちゃんと栄養をつけなきゃダメだよ」
修哉はニコッと笑った。
A「ありがとう。いただきます」
ウインナーを食べサラダを口にかき込んでいく。ゆっくり食べていいのに、と修哉が言った。
A「久しぶりに手料理食べた〜
美味しいよ。」
カノ「ふふ、良かった」
そろそろ話を切り出してもいいかな...
機嫌がいい時なら、少しは話を聞いてくれるかなと思った。
A「ねえ修哉...」
心臓がうるさい。
頬が痛くなるくらい作り笑いをして、必死に
平然を装っていた
本当の私は今 恐怖で固まっている。
A「何でキドは敵なの...?」
空気が変わった。
カノ「え?何でAちゃんが敵の味方になったみたいな事を言うの?」
カノ「僕は?僕はAの味方Aちゃんだけを愛してるAがホシイんだよ?
なのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのに何で?何で何で何で何で何で」
A「キドは敵じゃない...私は修也の味方だけど...」
カノ「ならなんで?何でそんな事言うの?」
カノは部屋の隅に私を追い込んでいく。
食卓にあった手料理が床に落ちていた。
カノ「ねえ...君も敵になっちゃったのカナ」
違...
A「修哉は私を閉じ込める必要もないし、友達を憎む必要もない!」
A「目を覚まして、黒い蛇が悪いだけなの...修哉は何も悪くない...だから」
涙ながらに訴えるがその声は届かず、
修哉は包丁を取り出していた。
カノ「ボクヲキラウキミナンカイラナイヨ」
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真ん中さん - ヤンデレすごい書くの上手です! (2017年10月18日 19時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫陽炎 - こ、これはすごい……!!文才ありすぎですよ作者さん! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 241e025b8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり - カゲプロ大好きカゲプロ厨さん» なんで。てか名前いたいね (2016年11月13日 22時) (レス) id: eb6bd675cb (このIDを非表示/違反報告)
ナズナ(プロフ) - コユさん» 文才など皆無ですよ、、コメントありがとうございます! (2016年7月31日 15時) (レス) id: 31ccddbd6a (このIDを非表示/違反報告)
コユ - ぶ、文才が、羨ましいです... (2016年7月31日 10時) (レス) id: 709004cd4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/
作成日時:2016年3月9日 19時