十四話。 ページ15
なんで目が赤いの
カ「やあAちゃん♪」
シンタローは、カノだった
気持ち悪いほどに微笑んでいる
カノがシンタローの姿に化けて私を欺いていたんだ__
A「カ...ノ...」
黒髪が短い茶髪に変わり、赤ジャージは黒くなり。
さっきまでの希望は、転じて絶望に変わった
カノ「あれ?可笑しいな〜僕以外に心を
奪われないと信じてたんだけど___
どういう事?」
声が低くのしかかる。体の中を見られているような冷たい視線
怒ってる
カノは何度もキスし、私に自分の事を教え込んだ
何もできなかった。
カノの膝が私の足に当たり、距離が近くなって__
逃げ場のない自分がまるで小動物みたいに
見えた。
カノ「僕より他の男を見るなんて!そんな瞳っ」
カノの怒りは収まらない。私の瞳を睨み、うぐっと苦しみ出した
何する気
A「修哉、落ち着いて!」
カノ「落ち着けるわけないよ!君が他の男といると狂いそうなんだよ!ほらその汚い手っ
その目も皆...」
カノは私の目を下から覗き込んだ
カノ「その目に映るのは僕だけ
でも、君が汚くなるのは嫌なんだ」
苦し紛れににこっと微笑み、
分かってくれるよねと言う
私は泣きながら分かるよと
か細い声で言った。
カノ「そっか♪良かった♪」
カノの唇が私に近付き、またキスされた。
軟らかささえ感じない、
長くて、息苦しいキス
カノ「ん〜」
カノの目が半開きになる。
途端に口を開けられ、空気が入り込んできた。
カノ「Aちゃん、僕、楽しい遊び考えたかも」
壁に押しやられると、口と鼻を押さえられた
反抗したが、所詮男と女の差。
私は、呼吸を封じられてしまったのだ
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真ん中さん - ヤンデレすごい書くの上手です! (2017年10月18日 19時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫陽炎 - こ、これはすごい……!!文才ありすぎですよ作者さん! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 241e025b8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり - カゲプロ大好きカゲプロ厨さん» なんで。てか名前いたいね (2016年11月13日 22時) (レス) id: eb6bd675cb (このIDを非表示/違反報告)
ナズナ(プロフ) - コユさん» 文才など皆無ですよ、、コメントありがとうございます! (2016年7月31日 15時) (レス) id: 31ccddbd6a (このIDを非表示/違反報告)
コユ - ぶ、文才が、羨ましいです... (2016年7月31日 10時) (レス) id: 709004cd4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/
作成日時:2016年3月9日 19時