検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:22,322 hit

十四話。 ページ15

なんで目が赤いの









カ「やあAちゃん♪」
シンタローは、カノだった
気持ち悪いほどに微笑んでいる

カノがシンタローの姿に化けて私を欺いていたんだ__

A「カ...ノ...」
黒髪が短い茶髪に変わり、赤ジャージは黒くなり。
さっきまでの希望は、転じて絶望に変わった




カノ「あれ?可笑しいな〜僕以外に心を
奪われないと信じてたんだけど___



どういう事?」



声が低くのしかかる。体の中を見られているような冷たい視線



怒ってる

カノは何度もキスし、私に自分の事を教え込んだ

何もできなかった。
カノの膝が私の足に当たり、距離が近くなって__



逃げ場のない自分がまるで小動物みたいに
見えた。
カノ「僕より他の男を見るなんて!そんな瞳っ」

カノの怒りは収まらない。私の瞳を睨み、うぐっと苦しみ出した

何する気



A「修哉、落ち着いて!」




カノ「落ち着けるわけないよ!君が他の男といると狂いそうなんだよ!ほらその汚い手っ
その目も皆...」



カノは私の目を下から覗き込んだ

カノ「その目に映るのは僕だけ
でも、君が汚くなるのは嫌なんだ」







苦し紛れににこっと微笑み、
分かってくれるよねと言う

私は泣きながら分かるよと
か細い声で言った。

カノ「そっか♪良かった♪」

カノの唇が私に近付き、またキスされた。
軟らかささえ感じない、
長くて、息苦しいキス




カノ「ん〜」
カノの目が半開きになる。

途端に口を開けられ、空気が入り込んできた。
カノ「Aちゃん、僕、楽しい遊び考えたかも」

壁に押しやられると、口と鼻を押さえられた
反抗したが、所詮男と女の差。





私は、呼吸を封じられてしまったのだ

十五話。→←十三話。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

真ん中さん - ヤンデレすごい書くの上手です! (2017年10月18日 19時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫陽炎 - こ、これはすごい……!!文才ありすぎですよ作者さん! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 241e025b8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり - カゲプロ大好きカゲプロ厨さん» なんで。てか名前いたいね (2016年11月13日 22時) (レス) id: eb6bd675cb (このIDを非表示/違反報告)
ナズナ(プロフ) - コユさん» 文才など皆無ですよ、、コメントありがとうございます! (2016年7月31日 15時) (レス) id: 31ccddbd6a (このIDを非表示/違反報告)
コユ - ぶ、文才が、羨ましいです... (2016年7月31日 10時) (レス) id: 709004cd4e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/  
作成日時:2016年3月9日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。