俺の可愛い妹×好きな人【kazunari】 (ページ4)

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４．仕事ページ4

次の日は仕事

奈「おはよー」

「おはよー」

うちの仕事場は大手企業みたいなのじゃなくて、

小さな小さなお仕事。

何の仕事かというと、

ケーキ屋さん

でも、意外と儲かる(笑)

だから、住んでいるところもちょっぴり背伸びをして高級

噂だと、芸能人が住んでるとか…

まぁ、そんな迷信私は信じないけど。

奈「ね？今日頑張ったら明日は嵐のコンサートなんだ」

「…っ…」

思わず、“嵐”というキーワードに反応してしまう

…昨日会ったよ。なんて、口が裂けても言えないけど

奈「ん?どうしたの？」

「なんでもない(汗)」

危ない…って深呼吸しながら冷静に返事をする

奈「Aは、嵐だったら誰がいいの?」

「翔くん」

奈「即答(笑)」

和…でもあるんだけどね(笑)

それは、内緒にしておく

同僚で親友でもある奈々は、大野くんが好きって

顔を赤くしてい言う。

そうゆうとこ、私と違って可愛いんだ

少し、羨ましく感じて

いいな…って小さく呟く

真「ほらほら、お話してないでやるよー」

「はーい」

上司の真央さんに怒られちゃった

真「次からは私も混ぜてよ?」

寂しいんだからって真央さんが私のおでこにデコピンをする

「はい(笑)」

うちの仕事場はアットホームな雰囲気

ケーキの甘い匂いが漂って

今日も頑張るぞって気持ちになる

奈「…ぁ、間違えた…A！テンパリングやって？」

やだっ！て顔をしている奈々

バサバサしてるななは、

ガサツなんだけど、きっと上手なパティシエになれると思う。

真「Aちゃん？今日デート入っちゃったから、
　このケーキ届けといて！７時だよ！！」

デート♪嬉しそうに喜ぶ真央さん

イケメンな彼氏らしく、

美人の真央さんには、きっとお似合い。

反比例に、私はズン...と気分が重くなる

奈「真央さーんAに私が頼んだんですよ？」

真「デートの方が大事！」

ラッピング頑張って？って奈々に言ったら、

バカってそっぽを向いて

ラッピングを黙ってやり出す奈々。

彼女の真面目なところも

私の大好きなところ