CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ29)

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act.27 ページ29

ダンブルドアが後ろを振り返り言う。

ダンブルドア「（名前）は何も食べなくて良いかの？」

『貴様、俺が人間の食べ物を食べたら吐くという事を知っていながらそれを聞いているのか』

余程気分を害したのか（名前）は目だけでなく髪までも根本の方から段々と赤く染めていく。

スネイプ「落ち着け（名前）、この人にその様な脅しは効かん」

『チッ』

スネイプに注意され（名前）の目と髪は元の通りになった。その二人の様子を見て生徒達は顔を青ざめさせていたとかいないとか。そこでマクゴナガルが近くのゴブレットをスプーンで叩いた。

マクゴナガル「皆さん静粛に」

ダンブルドアが立ち上がる。

ダンブルドア「宴を始める前にまずスプラウト先生とマダム・ポンフリーに拍手を送りたい、マンドレイク薬で石にされた者達を見事元に戻してくださった」

ダンブルドアの言葉に皆が拍手をする。

ダンブルドア「更にこれまでの経緯を踏まえお祝いとして期末試験は取り止めとする」

皆がその言葉に歓喜し、拍手した。

一人例外は居たが…。

『今まで作ってきた試験問題が無駄になったな、セブルス』

スネイプ「黙っていろ、（名前）」

未だ喜びの声が止まぬ中でダンブルドアは自分の席に座った。