CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ13)

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ロックハート「では紹介しましょう、私の助手スネイプ先生です」

大広間の入口からスネイプが入ってきた。後ろには（名前）がついてきている。スネイプはそのままの流れでステージ上に上がり、（名前）はステージへの階段の手前で立ち止まった。ロックハートとスネイプの二人はステージの真ん中で杖を取り出し目の前にかざす。かざした杖をすぐにおろし御辞儀をした。そして振り返って少し歩くと向き合って杖を構える。

ロックハート「1…2…3…」

スネイプ「エクスペリアームズ」

スネイプがかけた武装解除呪文によりロックハートはステージの端まで吹き飛ばされてしまった。それに生徒達が目をやる。中には笑っている者も居た。

ハーマイオニー「先生大丈夫かしら」

ロン「知るもんか」

ロックハート「生徒にあの術を見せたのは素晴らしい思い付きでしたよ、先生。しかしやることがあまりにも見え透いていましたね」

“嘘をつくな馬鹿が”

ステージの外に居た（名前）は心中で悪態をつく。

スネイプ「まずは生徒達に有効的な術の使い方を教えるのが懸命ではないでしょうかね」

スネイプの言葉にロックハートは狼狽える。

ロックハート「仰る通りですなスネイプ先生、では生徒にやって貰いましょう」

言いながらロックハートは視線を巡らす。