CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ6)

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act.4 ページ6

ハーマイオニー「ああ、あの人は（名前）・コックスって言って今年からホグワーツに戻ってきた人よ。授業の見回りと学校の巡回がお仕事みたいだけど」

「そうだぜ、あいつは夜中歩き回ってる奴が居ないかとか授業をさぼってる奴が居ないかを見て回ってるんだ」

ハリー「フレッド！」

「去年は居なかったけど、一昨年俺達が夜中に部屋抜け出して見つかった時は怖いのなんのって！」

ロン「ジョージ！」

小声で話していた三人の元にロンの兄である双子のフレッドとジョージがやって来た。

ハリー「怖かったって何で？」

フレッド「普通暗かったらルーモスで明かりをつけて歩くだろ？」

ハリー「うん」

ジョージ「まあその時は俺達も部屋抜け出してたから明かりはつけてなかったけど」

フレッド「廊下歩いてたら前から赤い目が二つ近づいて来たんだ」

フレッド「何かと思って目の前まで来たらあいつだった」

怯えたふりをしてフレッドはぶるぶると震える。

フレッド「普段はマリンブルーだけど暗闇で歩いてるときとある時だけは目が真っ赤になるんだ」

ロン「ある時？そのある時って何さ」

ハーマイオニー「血を呑んだ時よ」

ハリー「血？！」

今までに無いくらいの驚いた顔をしてハリーは声を上げた。