CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ20)

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act.18 ページ20

スネイプ「今まで何処に居たのかね」

机に向かっていたスネイプがこちらを向いて聞く。

『グリフィンドールの談話室』

その言葉に眉間に皺を寄せるスネイプ。

スネイプ「何をしていた」

『マクゴナガルに頼まれて新しく出来た規則を伝えに』

納得したのか返事をすることなくスネイプは机に向き直る。

『セブルス、さっき何か聞こえなかったか？』

スネイプ「……何も聞こえなかったが」

『そうか…なら良い』

その日の夜…。

（名前）は禁じられた森の奥に居た。

「誰だ？こんな場所に来る奴は」

『アラゴグ、久方ぶりだな』

アラゴグ「その声、コックスか？」

（名前）が話しかけると穴の中から（名前）の何倍もある蜘蛛が出てきた。

アラゴグ「何の用だ」

『今日地下への階段を歩いていたら奇妙な声が聞こえてな…壁の向こう側から』

訝しげな目で（名前）を見るアラゴグ。

『又あいつが動いてる。壁の中でな…それに関わったとしてハグリッドが連れいていかれた』

そこまで話すと後ろから声が聞こえた。

「こんな所に何が有るのさ」

その声はとても怯えたロンのものだった。

『こんな所で何をしている、Mr.ポッターMr.ウィーズリー』

ハリー「あ、ミ、Mr.コックス。す、すみませんちょっと確かめたいことが有って」

ロン「まずいよ、ハリー」