夕方 ページ9
秀太side
秀太「Aー！暗くなってきたら帰えるぞー！」
A「う、うん！」
秀太「楽しかった？」
A「...うん」
？
さっきから、Aの様子がおかしい。
秀太「...疲れた？」
A「ｯ...」
口抑えてる。
もしかしたら...
秀太「A、一旦座ろっか。」
A「ｹﾞﾌ...ｯ!!」
やっぱり、吐血だ。
秀太「大丈夫か⁇」
背中をさすりながら、
吐血物を片付ける
A「喉痛い...ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ!!」
さらに吐血する。
秀太「っ...喉か、炎症起こしてるかもな」
A「...っん」
秀太「飲むなよ、全部出せ」
A「ｹﾞﾎｹﾞﾎ...ｯ」
秀太「よしよし」
A「...ふぅ」
秀太「背中に乗れ、病院まで走ってくから掴まっとけよ」
A「ん...ありがと」
念のため、
タオルを敷いて
Aを背中に乗せる
A「秀太先生の背中、あったかい」
秀太「だろ笑」
A「...ん」
秀太「走るぞ、ちゃんと掴まっとけ」
A「ｷﾞｭｯ」
俺の白衣の裾を
握って、身を委ねる
秀太「...っ！」
風を切って走る。
開けた白衣の隙間から、
暖かい風が入ってきて
気持ちがいい...。
秀太「はぁ...はぁっ...Aｯ...大丈夫か⁇」
A「せんせ、どうしよう」
涙声で、
答えてきた
どうかしたのだろうか？
秀太「ん？どうした？」
A「ｯ...ｷﾞｭｯ」
再び、白衣の裾を
さっきより強く握っている
これは...
確か、恥ずかしい時に表す行動だ
秀太「もしかして...」
歩きながら、
恐る恐る下半身に触れてみる
案の定、ぐっしょり濡れていた
A「ごめ...なさい」
今にも泣きそうな声だ。
秀太「大丈夫...まだ出そうだったら、していいぞ。病院に着いたら取り替えるから」
A「うぅ...ごめんなさい。」
秀太「よしよし」
お尻の部分をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩くと、
ﾋﾞｸｯ!!とAの体が反応する
A「実は...その...あの」
大体予想はつく
秀太「大きい方もしちゃった？」
A「...ｺｸｯ」
秀太「そっかそっか。まぁ、漏れてないから心配はいらないよ」
と言い、病院へと走りだした。
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梨沙(プロフ) - こんばんはイチゴです。この小説大好きです。 (2017年9月19日 22時) (
レス) id: facb24ec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aaa Syutalove. | 作成日時：2017年7月30日 20時
