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第7章「再会」 ページ8

「英雄」は闘技場の出入口を壊し街中に駆け抜けた。我が母が、この街にきっといる。牡牛は、複雑に入り乱れた道を走った。何度も、何度も体をぶつけながら。後ろから銃を持ち追いかける、カウボーイと闘牛士。
「まだあいつで金儲けができていないんだ!とっ捕まえろ!」
牡牛は走り続けた。人間は、憎い。奪い、裏切り、殺す。だが、構っている暇はない。時間が無いのだ。カウボーイは銃を構えた。
「殺すな!足を狙え。あのスピードなら、落ち着いて狙えば上手くいく。」
鳴り響く轟音。足に感じる激痛。走らなければ。母に、母に会わなければ。尚も走り続けようとする牡牛に更なる1発。新たなる激痛が走る。万事休す。もはや、これまでか。転び、建物へと突撃。そこで、信じられないものを見た。それは、首のみを吊るされ、体を細かく切り落とされ、人間の食料と化した母の姿であった。
次回、第8章「絶望」

第8章「絶望」→←第六章栄光



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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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