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第六章栄光 ページ7

壁に激突する寸前にふと立ち止まりこれまでを思い出す。母の愛、幼き少女、裏切り、後悔、決意。そしてそれらが心の後天的な欠落により出来た穴を満たす、先天的な欠落でさえも。その完成された心をエネルギーに振り向くとそいつが、そいつらがいた。人間と呼ばれる化け物が。沸々と湧き上がる感情は憎悪のみだった。全てを許され全てを否定された者の憎悪だった。
我にかえるとそいつの鎧はひしゃげ、鮮血の赤で彩られていた。己の魂の鼓動だけが静まり返ったこの場に相応しい。そして誰かが言った「英雄」と。
第七章「再会」

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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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