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続き2 ページ34

俺達は、群れを探して歩き続けた。だが、いくら探しても見つからなかった。俺達は、1度住処を離れたら元の場所へは帰らない。なので、探す時は少し大変だが、必ず住めるようなところに滞在する。そのような場所は限られている。すべて探したつもりだった。
ロックス「おかしい。なぜいなくなってしまったんだ?」
ガイウス「そういえば、少し離れているが一時的になら住める場所があるのは知ってるぞ。」
ロックス「本当か?案内してくれ。」
俺達は、その場所へと向かった。そこは、本当にちいさな水溜りともいえる小さな池と、僅かながらの草木のある場所で、長く住むには向いていなかったので、滅多に訪れなかった。
ガイウス「もうすぐのはずだ。」
ロックス「どれ、俺が様子を見てこよう。お前は待ってろ。」
ロックスは先に進み始めた。ロックスが戻ってくるのを待っていたら、人間が馬に乗って いるのが遠くに見えた。まずい。もうすぐ居場所がばれる。俺は、ロックスに報告に行こうと先に進んだ。ロックスが立ち止まっている。
ガイウス「どうした?なんで止まってんだ?」
ロックス「あ、あ…あ、あああ!!!!」
そこに群れの姿はなく、紅い水の池と日照りで紅く不気味に反射する土、そして、山積みになった生々しい肉の塊があった。すぐに分かった。仲間だということが。
俺達はなんのために脱走したんだ。群れに会うため?冗談じゃない。だったら、あの場で殺されていた方がましだった。復讐の炎が少しずつ、だが、しっかりと燃えていく。それは、ロックスも同じだった。そしてとうとう、怒りが最高潮に達した時、俺達は決意した。殺す。一匹残らず、人間を、街を、絶滅させる!
俺達は、群れの墓場を後にし、協力してくれる仲間を探しに向かった。勿論、狙いはヴォルだ。だが、ヴォルのいる森にはたくさんの動物がいるらしい。もしかしたら、協力してくれるやつが数匹いるかもしれない。

続く

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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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