５つ目のコメント ページ35
俺達は西へと向かった。朝だろうと、夜だろうと関係なく休まず足を動かし続けた。森へはすぐに着いた。そのままヴォルを探しに奥へと突き進んでいった。だが、いくら探しても見つからなかった。そもそも、動物の気配がないのだ。ここは、ヴォルの言っていた森とは違うのだろうか？無駄足だったのか？急に、どっと疲れが現れ始め、足が動かなくなった。そのまま俺達は死んだように眠ってしまった。
目が覚めると、数匹の動物に囲まれていた。
???「もし、旅のお方。大丈夫ですかな？」
ロックス「ああ。眠ってしまっただけだ。あなた方は？」
???「私のことはデアとお呼びください。我々は森の中に住んでいる鹿です。ここは、「狼王の森」と人間に恐れられていた場所なんです。元々、狼一族が暮らしていて、森を守ってきたのです。そこで、人間にすみかを追われた動物達が安全なここへ集まってくるのです。先代の狼王様が亡くなられてからは、ヴォルという名の狼がここを統治していたのですが、数年前に人間が恐ろしい武器とともにやって来て動物達を連れ去ろうとしました。ヴォル様はそのとき、我々をかばって連れ去られていきました。ところがつい先日、ヴォル様は人間から逃げ切ってここへ帰ってきたのです！」
ロックス「今、ヴォルと言ったか？」
デア「おや？ご存知ですかな？」
ガイウス「俺達もヴォルと共に人間に捕まっていたんだ。」
デア「そうでしたか。では、ヴォル様のところへご案内しましょう。この森には人間に居場所がばれぬように隠された場所がありましてね。そこに我々が住んでいるのです。もちろん、他の動物にも簡単には分かりませんよ。」
そういうと、デアは険しい道のりを通り始めた。そして、森のかなり深くのところに不思議な空間があった。そこだけ大きな木が生えておらず住みやすい環境にあり、そしてそこにはたくさんの動物がいた。
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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました！！いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (
レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コメ欄の作者達 | 作成日時：2017年8月17日 22時
