シェアハウスに小さな女の子がやって来たそうです！

26話 ページ27

ks side


他の人にご飯を作らせるのは非常に心配だったから 自分から作ると宣言した。



ま「ふざけて作ってるのは動画だけですよ！普段はちゃんとしたものを食べてます！」



まふくんのちゃんとしたものとは一体…




ま「コンビニのおにぎりとかサラダとか、お弁当！全部完食してます！！」



そ「はい、アウトー。ほとんどコンビニ弁当か外食でしょ？


自炊の方が栄養バランスが良いんだから。作るの、任せよ？」





まふくんがブーっと頰を膨らませて不貞腐れている。




う「Aは暫く、俺たちと遊ぼうな〜？」



さ「それにしてもうらさんの服似合ってるなぁ？」




浦田くんのだぼっとしたTシャツ。


緑系の色で大きなたぬきがプリントされている。


足首がギリギリ見えるくらいの長さでワンピースみたいだ。





『たぬき、さん？』



う「たぬきさんだね〜。可愛いね」



『たぬきさん、かわいい です…！』



さ「Aの方が可愛いなぁ…」



『…？』





俺は早くご飯を作りに行きますか。



浦田くんも坂田くんも手伝う気は無さそうだし…



そらるさんとまふくんはちょっと疲れ気味のようだ。






たぬきのTシャツが少しずり落ちて 肩のあたりに巻いた包帯が痛々しい…





早く元気になって俺とも遊んで欲しいな、とか思うあたり

俺がまふくんみたいになる日もそう遠くない未来かもしれない……

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