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背を向けた私の腕を掴んだのは御幸くん。
『どうしたの?帰りたいんだけど…』
口ではそう言っても、好きな人が触れている
ことは嬉しいと感じてしまう。
『今のは忘れてね。これからも御幸くんとは
仲良くしたいから…』
悲しい気持ちにならないように喋り続ける。
腕を掴んだまま、彼は一言も話さない。
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(お願い…もう…)
手を離してって言おうかと決めたときだった。
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「______俺は、Aのことは仲のいい友達。
マネージャーとして頑張っているって思ってる」
聞こえた言葉はさらに胸に突き刺さる。
その言葉で目尻に溜まっていた涙は
つぅと頬を伝った。
(これ以上、苦しめないで…)
掴まれた腕を解こうと動かすが、離してくれない。
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時