【めのしゅくCS】サメフの戒律 (ページ2)

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【性格】
その一際目立つ容姿に反し自己主張が弱く、常に一歩引いた姿勢から物事を見守る控えめな性質。大柄な体の割には気が小さく、同様に声も小さく常におどおどとした調子。特定の例外を除いて大勢の前で発言することを苦手としており、いつも緊張のあまり一言目は裏返った大きな声になってしまう上、そこから徐々にボリュームが下がっていき最後にはほとんど聞こえなくなってしまうという有様。親しい友人などの前では幾分か落ち着いて話すことができるのだが、それでもおどおどとした性格であることに変わりはない。加えてかなり抜けている面もあり、大量の書類などを運んでいるときに限って段差に躓いて転び勢いよくぶちまける。
とてもではないが、七元徳第六席の肩書が示すとおりの人物像であるとは言い難い。

と、普段はこのような調子である彼女なのだが論戦となれば彼女の右に出るものはまずいないと評される程に弁が立つ。発言を求める段階ではおずおずとした申し訳なさそうな調子であるのだが、発言を認められるや否や態度が豹変。普段の弱々しい声が嘘のようにハキハキとした話口調で切れ味の鋭い的確な指摘を繰り返し、発表者がもうやめてくれと言いたくなるほどにまで徹底的に追い詰める。これについて本人には追い詰めるようなつもりは一切なく、ただただ興味関心のままに話しているうちに熱が入ってしまうだけであるらしい。このときばかりは大勢の前であろうと気にせず話すことができるのだが、一通り発言し満足したところで唐突に我にかえり相手や周囲に謝り倒すといったこともままある。

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