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【性格】
無愛想でつっけんどん、口を開けば厳しい言葉ばかりが飛び出すぶっきらぼうな性格。優しく声をかけても返ってくるのは刺すような視線と乱暴な返事であり、まるで近寄るなとでも言いたげな雰囲気を醸し出している。しかし乱暴な言葉遣いに反して座り方やテーブルマナーなどの細々とした所作は非常に丁寧であり、育ちの良さというものが行動の節々に滲み出ている。
この様な態度から人嫌いであると思われがちであるのだが、実際のところ彼女は自分の感情をストレートに表すことが苦手なだけの普通の少女である。真っすぐな言葉を紡ぐとなるとどうしても気恥ずかしくなってしまうようで、ついつい棘のある言葉を使って誤魔化してしまっている。
幼さ故に感情を上手くコントロールすることができず、些細なことですぐに爆発し声を荒げてしまうという悪癖がある。怒の感情をおぼえたときは勿論のこと、嬉しいことや楽しいことがあった時でさえもどんな反応をしたらいいのかわからずに怒鳴ってしまうことが多い。感情が高ぶるに比例して声の大きさも段々と大きくなってしまうタイプ。そのうち自分でもわけがわからなくなってしまい、急に殴りかかったり場合によっては高ぶる感情に任せて武器を振り上げてしまうことも。それ故に周囲からは怖がられてしまうこともしばしば。ただし罵倒の語彙自体ははかなり貧弱であり、現状「ばか野郎」くらいしかレパートリーがない。
予測不可能な事態に弱く、急に驚かされたりすると驚きのあまり手元を狂わせてものを壊してしまったり、「ゔぁーーーーーーーーっっっ！？！！！！！？！？」という汚い悲鳴をあげたりする。
その本質は常識人の苦労人。至って普通の常識というものを兼ね備えているため、明らかに常識から逸脱した物事を目にするとつっこみをいれずにはいられない性分。揃いも揃って癖の強い兄や姉の中で鍛えられたらしい。毎回律義に反応を示してくれるためそういう突飛な行動をとる類いの人物に絡まれやすく、いつの間にか周囲にボケ属性が集まりがち。暴走機関車を止めようと試みるも毎回失敗して巻き込まれてしまうタイプであり、振り落とされないために必死にしがみついて絶叫している。周囲の悪ふざけに巻き込まれて一緒に怒られてしまうなど巻き込まれた果てに不利益を被ることが多いのだが、それでも見放すことなく次回以降も付き合ってくれるあたり彼女の人の良さというものが窺える。
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作者名：白銀刹那 | 作成日時：2022年10月16日 22時
